おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

頭打ち

コロナ前に団長先生から「基本はしない!」と断言されて以降、スポ少とは距離を置いています。団長先生の理由としては

1.練習がつまらないと感じる。

2.試合に勝てない

らしいのですが・・・

 

どの書物、どの記事、ネットなどで調べても「基本の大切さ」を声高らかに謳っていますし、何よりも私自身が基本が大事なのは身に染みてわかっています。なので基本をしないという選択肢はあり得ませんし、それは剣道ではなくチャンバラであると思っています。なぜ、高段者の団長先生はそういう結論に至ったのか不明であります。

では、そのスタイルで1と2がクリアできているのでしょうか・・・?

まぁ出来ていませんわな。無理ですわな。

 

私の見解は基本は大事であり、特に決まった形でなければ一本や高得点、有効にならない条件付きのスポーツ(体操や剣道、フィギュア、柔道)は、絶対的に基本の反復が必要です。フィジカルや体格でどうにかなるスポーツではありません。

剣道では気剣体の一致や有効打突箇所を有効打突部位で打つ、残心など一本にするにはたくさんの条件があります。まずは正しく基礎基本を何度も繰り返し稽古する必要があります。足さばきや素振りですね。

面打ち1つにしてもまずは正しく素振りが出来るようになり、実際に防具を付けて竹刀が振れるようになる。その次は大きく振りかぶって相手の面を打つ。

当分はこの繰り返しですね。そこからだんだん早い面になっていきます。

 

よくネットや書籍、また師範代の先生が言うのが「基本が出来ていないと頭打ちになる」試合には勝てるがそのうち勝てなくなる。というよりかは基本をしていた子に抜かれて追いつけない。ということです。

 

うちのスポ少にも年長さんから2年生までの3年間、基本をせずにひたすら応じ技や実戦稽古を毎回5.6年生と練習していた子がいます。その子は近隣のスポ少との合同稽古などではよく勝っていました。2年生でありながら2つ上の子に出小手や面返し胴が決まる決まる!その子が3年生の時に県外のローカル大会で3.4年生の部で準優勝しました。周りはとても驚きました。「あの子、まだ3年生やって~」てな具合です。

次の年、同じ大会ではもちろん優勝候補です。「あの子3年生の時準優勝した子やで。その子が4年生やから絶対優勝やん」的な感じでした。が結果は2回戦負け。

???????

???????

普通に考えたら3年生で3.4年の部で準優勝したら次の年の4年生になると一番強いはずです。けど勝てない。その年の大会に強豪チームが参戦したわけではありません。

 

正直言いますと剣道経験者は気づいていましたよ。

 

「この子今勝てるけど・・・・」

 

私自身もこの子は3年の夏ぐらいがピークかな・・・と思っていました。準優勝したのが3年生の10月ぐらいでしたから大体合っていました。待ち剣で面が打てない。足がバラバラで当てる剣道、攻めがなく打ち込みのような剣道。それでも高学年と応じ技や試合練習をひたすら実施していたので速さや応じ技のタイミング、避けなどが出来るので

勝ってしまうんですね。

 

今は一回戦ボーイです。

 

 

こうなってほしくないんですよね。私はその子に忠告しましたよ。「今の技があって、基本が出来たら強くなるよ。まずは正しく素振りしようね」練習の時も基本を教えましたが・・・治らなかった、いや治そうとしなかった。もう立派な「癖」が出来上がっていたんですね。その時は出来ても次の日には元通り。の繰り返しです。

 

基本を捨てて、目の前の勝利だけを取るか、基本を徹底して目の前の勝利を捨てて、勝ちだらけの未来を取るか。正直小学生1.2.3年生なんて試合結果はどうでもいいんですよ。大事なのはどれだけ基本をしたか、竹刀を振ったかです。

 

この案件は団長先生と話し合いをしないといけませんね。伝えるということはしておかないと・・・。この先わがスポ少には明るい未来が待っているので意思表示をすることが大事です。

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。