スポ少の稽古初め

さて、スポ少も昨日が稽古初めです。20日間の休みの後、一体どうなっているんでしょう？稽古できるたのでしょうか？

一方特訓稽古組は仕上がってきましたよ。前日もド派手な打ち込みをかましていました。何とか良いスタートが切れるでしょう。

みんなが休んでいる期間にコンスタントに稽古を続けてきました。やることはやっている状態です。後は継続して稽古とモチベ―ションを維持していくことで、ちゃんと結果が付いてきます。3人はよく頑張りました。

さてそれはそうと、以前言っていた小学1年生のＯちゃんが特訓稽古に見学に来てくれました。早速特訓稽古に混ざっていました。稽古前に注意点とこの稽古の意味を伝えました。

お父さんにも同様に伝えました。Ｏちゃんはしっかりと「上手になって試合にも勝っていきたい」と言っていました。その覚悟はまだ不確かですが1年生なので無理もありませんよね。ちゃんとした意志はこの時期の子は曖昧です。とりあえず「その気持ちが本当なら休まず来てください。もちろんスポ少の方も休まずに、この火曜日の特訓も休まない。休みたいと思ったら覚悟が足りない証拠なので火曜日の特訓稽古には来れませんよ。頑張ってね」と伝えました。

さぁどうなることか・・・楽しみです。

この火曜の特訓稽古に関しては、立ち上げた私とＨ君父ちゃんの熱意が尋常ではなく、いまの良い状態（目標に向かってお互い切磋琢磨し、上を目指し、しっかり稽古する）を崩したくないのです。やる気のない子、覚悟がない子が入るとみんなの士気が下がったり、その子が浮いてしまったりします。またそんな子を教えるほど人間が出来ていませんし、そんな時間があるなら、やる気と覚悟がある子のために費やしたいですよね。スポ少なら平等に指導していきますが、この特訓は個人的にやっていることなので自由にできますよね。なので「誰でも参加できますよ」というスタンスにしてしまうと困るのは指導をしている私とＨ君父ちゃんです。負担がデカイ、デカイ。それと困るのは本気の覚悟がある子たちです。ベクトルがずれてくる恐れがあります。

なので条件を付けています。

それが「本気の覚悟」です。タイトルホルダーになる。大会で絶対優勝する。賞状やメダルを獲って新聞に載る。など、この意思が揺るぎないこと。そのためなら何が何でもやる！この気持ちが備わってなければ参加は厳しいです。

Ｏちゃん、この子は私が初心者の頃から教えた子で昇級審査で唯一初心者の中で飛び級をした子です。お茶目でかわいい、6歳らしい元気いっぱいの女の子です。

スペックは申し分ありません。きれいな素振りをしますし、足さばきも出来ている。また運動神経もいいし、根性がある。ただ、遊びたい盛りではしゃぎたい盛り。

さらにまだ面を付けて最初から最後まで稽古をしたことがない。打たれた経験がない。試合経験がない。打ち込みをしたことがない。・・・

つまりまだまだ剣道のしんどさや辛さを経験していないんですよ。剣道像がはっきりと見えてない状態での参加希望なので悩みました。

なのでとりあえず1か月間休まず続けてみよう。という仮参加という形をとりました。

わたしの内心は「この子は強くなる要素がプンプン匂う。まだ癖も付いてないし、いい状態で素振りも出来ている。足もちゃんと前を向いてすり足で来ている。絶好の素材だな。」と思いましたね。後はそう！本人のやる気です。今の1年生のＯちゃんの意志を信用することはまだまだ出来ません。だってまだ1年生ですしね。なのでもうしばらく彼女の覚悟見せてもらいます。これが休まず、必死に稽古する様になれば正式に参加ですね。そうなればこの子は高確率で強くなるでしょう。

Ｈ君父ちゃんも「あの子の武器はまだ何も癖が付いていないことだ」といっていました。楽しみですね。早く剣道バカになってください！

で稽古初めの様子ですが・・・・

なんか、この日は新年のあいさつをして、ぜんざいを食べて終わったという感じです。正味30分程度の練習でした。なのでこれからですね。

初心者の子は上手になっていましたよ。なんだか逞しくなたてきたようです。早く面を付けて稽古できるまでになりましょう。

今年一年、スポ少では怪我無くやっていきましょう。

今年一年、道場では技術向上、一段階レベルアップ、動ける下半身を目標に鍛錬していきましょう。

今年一年、特訓稽古では試合に重きを置いて、実践稽古、試合感覚をつけれるよう稽古していきましょう。

頑張れ3人！

さぁ、剣道楽しみましょう。