返す刀
前回のブログで「やり返す!」と息巻いて出陣しましたが、またやり返されてしまいました。今回も2本負けです。かなり苦手意識があるようですね。
何と今回の強化稽古はあと一回総当たり戦をしてチーム決めがあるそうです。首の皮一枚とはこのことですね。もう娘は次の試合で勝ちしかなくなりました。勝たなければBチームです。これは仕方ないですね。今まで指導してきた私の責任です。
まぁでも分かりやすくていいですね。もう勝つしかないということです。まったく自分を追い込むことが好きですねぇ。
今2位の子は3日間で1位1位1位です。娘は1位2位2位です。勝ち数、待ち本数も2位の子が少し上回っています。危機的状況ではありますがもう一回ありますので逆転を信じて残りの一週間やっていきます。
わたしももう覚悟が決まりました。どっちに転んでも納得です。AでもBでもやるべきことはやってきたわけでこの負けが後の娘をきっと強くすると思います。
その強くなる未来のきっかけだと思えるようにしていきます。
さぁ、とはいえワンチャンあるのでそこにむけてやるべきことをやっていきましょう。私的には「その子対策」は嫌いです。その子に勝つためにその子を研究して勝てるであろう技を考えて稽古をする。なんか・・・?まぁ、試合に勝つことに関しては大事なことなんですが、その子対策をするのなら自分の剣道を磨いていきたいですね。
さぁ、今回の試合を見てまず思ったのは苦手意識です。気持ちの問題ですね。
技術的なことでいえば打ちに行く前の初動が出ている。主に右手に力が入っているところですね。起こりが相手にバレます。また間合いをもう少し広く使えたら変わってくるでしょう。
主な稽古としては間合いを広く使えるように応じた後の引き技や、後ろに下がるということを教えていきます。後ろに下がるのは間合いを切って体勢を作るということです。跳躍素振りの下がる動きですね。
あとは試合を想定した面打ちで初動なく打てるように左足固定で右足で詰めていけるように。
これに注意しながらやっていきましょう。
結局そんな数週間で剣道が急激に上達することはありません。次の強化稽古の試合でも今までと同じようにしていたら同じ結果になるので、「何か変える」ことをしていかないといけません。その「変える」ものは気持ちや考え方のメンタル的な部分です。わざわざ剣風を変える必要はありません。もうちょっと落ち着いて試合をしたり、攻めるところとじっくり隙を狙うところのメリハリを付けていくといいですね。
こんな崖っぷちの状況・・・この状況を楽しめるようにしましょう。「負けた」で落ち込むよりは断然いいです。やってやりましょう!
さぁ、剣道楽しみましょう。