パーティーに入れますか? はい。
小学生の頃から好きなRPGがあり、それはフリーシナリオで展開されるストーリーで選択する主人公でストーリーが変わっていき、さらには仲間にするキャラクターによって出現するイベント、行けるダンジョンや町が変わってくるんです。やり込み要素抜群のPRG。
単調なストーリーで進んでいっていたら、あるキャラクターに出会う。仲間にし進めていくと今までとは全く違ったイベントが出現したり、行ける町も増えて世界観が一気に広がる。そのキャラを仲間にするだけで未知の世界を冒険できる。
さて、最近の剣道でそんなキャラクターと出会った。
私の先輩である。同じ県で息子(娘と同じ5年生)を教えている。市が違うので普段稽古をすることはほとんどないが、県大会などでは顔を合わせるんです。もちろん娘の県予選でも市の代表同士対戦しました。
そんな先輩とお近づきになり、一気に練成会が増えました。普段行くことのない地へ参戦できるようになりました。7月の日曜日は練成会で埋まってしまうぐらいです。
この先輩と出会い一気に練成会や出稽古の環境が変わりました。極端な話、日曜日はどこかしらの出稽古に行けるということです。
ほんとに感謝です。
娘は自力を付けることと試合などで勝てる力の両方必要です。練成会はとてもありがたいです。今までのわが団では全く叶わなかったことがことごとく叶っています。
剣縁ですね剣知交愛。
さぁ、娘は11日間連続剣道が終わりました。特に問題ない様子です。引き続き踵のケアとマッサージをしながら体調管理していきます。一日休んで週6回の稽古が3週続きます。勝てない時は剣道をしてください。剣道の悩みは剣道が解決してくれます。
(腕を伸ばして打って行く)
これは最初の構えから攻めていく際に伸びていきます。そして打ちに行くので相手に分かってしまうし、腕だけで打ってしまいます。
攻めの時の練習が必要です。しっかり攻めていけるかどうか。
最近の反復練習は「しっかり構えてそのまま相手の右手の親指をめがけて、そのまま攻め。そのまま進むと剣先が相手の胴に当たる。当たれば元立ちが下がって縁を切る。
もう一度同じように攻めて打てる時に初めて右足と竹刀と身体を出して打つ。」
最初に攻めた道筋と竹刀の位置を基準にしてもらいます。
この道筋が攻めの道筋です。
この竹刀の位置がしっかりとした左手です。
剣先が浮くから抜けた面になるし、攻め合いで負けるんです。
(間合いが近い)
もう一つは遠間からの技出しです。近間では竹刀操作がうまい子の勝ちになってしまうので、遠間での攻め合いをしてもらいます。そこから打てる体勢で相手を誘って、出てくるところを捉えられるように・・・これも反復ですね。
(合気)
これは少し難易度高めです。
お互いが「打つぞ!」で出てくる直前の状況。時間にしてコンマ一秒。この状況を理解して、自分から作り出せるか!?ここですね。
もちろん自分が打てる体勢を維持しつつ、合気を作り、面で打ち勝つ。
大分難しいですが、知っておくだけで構いません。
多分これがある程度クリア出来たら、後は技を増やし、引き技を2つ教えてやれば5年生の期間は大丈夫かなと思います。
とにかくこの上記の3つを徹底させます。稽古ではひたすら反復練習。そして練成会などで実戦練習と言った具合ですね。
とにかく勝てない時期に何が出来ていないか?何をしないといけないか?をしっかり理解させて稽古をしていきましょう。
さぁ、剣道楽しみましょう。