暑さ指数「危険」レベル
ここ最近はひたすら稽古が続いていましたので週末にみんなでBBQ+花火大会を開催しました。息抜きも大事ですね。ココロの休息をして、今一度気持を入れて稽古に励みましょう。
この前、とある高校の稽古風景の動画を見る機会がありました。とても勉強になり、慌ててメモを残しました。高校生なので、今の3人にはまだまだ先の話ではありましたが、1つ「効率」という点で大事な稽古がありましたので、それは稽古最初の切り返しでの稽古です。
普通の一般的な切り返しではなく、いろいろアレンジを加えた切り返しでした。途中に胴の切り返しを入れてみたり、攻め合いを入れたりと創意工夫がされていました。
いわゆる、必要なことがこの切り返しに入っているということです。
これを稽古初めに切り返しをする感覚で始めていくとたくさんの稽古が効率よくできるというのです。さっそく私も考えてみました。
できるだけコンパクトに最小限で効率よくを意識し、尚且つあまり長くならず、あれこれと詰めすぎないように・・・。難しいですね。
でもなんとか今の3人に必要なことを入れて完成しました。
早速教えていこうと思いますし、この稽古の意図を一つ一つ丁寧に説明しながら実施してもらいます。出来ればこの1か月でしっかり覚えれる様になれば御の字です。
スポ少では稽古に関しては期待できませんので、特訓稽古でしっかり補っていかなくてはなりません。・・・もうこの事自体が効率が悪いですよね。
さて、最近はK道場では面を付けずの稽古です。毎年この時期は面を付けず、タイヤ打ちや竹刀打ちをしています。私も最初の頃は「面付けないと稽古にならないんじゃないか・・・?」と思っていましたが、K先生との竹刀での打ち込みをみたらそうも言ってられません。もうみんなの顔がすごいんですよ!必死に打ち込んでいます。
十分な稽古が出来ています。早く私もここまでになってみたいと思うような元立ちです。
K道場はエアコン完備ですが、それでも29℃はありますし、湿度も高いので無理はさせれないとの事です。
一方スポ少は36℃で湿度55%、暑さ指数は「危険」レベルでも面を付けます。
さすがにこれはまずいですよね。今まで私も暑さ指数が「厳重注意」レベルでも愚痴を言いながら面を付けていました・・・。が、K道場の環境を知ってしまったらだめですね。やる気が起きない!いいところを知ってしまったら、もう戻れません。
剣道で強くなるまず一番の条件は「子どもたちのやる気」です。
そこをしっかり理解しないとダメですよね。こんな猛暑に稽古に来るだけでも「やる気」を削がれます。更には面を付けるとなると「やる気」が消えてなくなりますよ。
なので最近私がスポ少で指揮を執った時は稽古開始時に、いきなり「じゃあ、今から防具と竹刀を片付けて、帰れる準備をして集合」
もうこの時点で子ども達のハートはわしづかみですわな。
結局はラダーや左足ケンケン、踏み込みなど10種類の足メニューをサーキット方式でひたすらやってもらいました。回数で合格ラインを設定したり、チーム戦をすることで「やる気」爆上がりです。最後はみんな汗だくになって稽古を終え、生き生きした顔でした。
もしかしたら「それは遊びだ!」「剣道の稽古ではない!」という輩がいるかもですがもしそういうクレームがあれば是非、この暑い時期にやる気をもったいい稽古をご教授頂きたいですね。
まぁ、スポ少はどうでもいいんですが、とにかく3人はラストスパートにつもりでやっていきましょう!私も一緒に頑張ります!
さぁ、剣道楽しみましょう。