色
さぁ、気温も30℃を切るようになり稽古日和ですね。夜は風も吹いて涼しく感じるようになりました。夏は基礎基本、冬は体力強化と追い込みが通例の流れでしょうか。昔は一年中追い込みしていた記憶もありますが・・・。
面を付けてしっかり動けるように稽古していきましょう。
今回は技についてです。スタンダードな技は(出小手や面返し胴など)さておき、最近はフェイント技をたくさん教えてあげています。結局のところ試合に勝ちたいH君や娘ちゃんにはせめて2つくらいはフェイント技を教えてあげないとなかなか厳しいですね。今二人は出小手と面返し胴と面の3つです。十分のようですがで出小手と面返し胴は一本になる確証はなく、まだまだ不十分のようです。
言い方は悪いですが手っ取り早く一本が取れるフェイント技は試合には有利です。
さぁ、このフェイントは演技力が必要です。本気で面を打っていくから相手の手元が上がる。本気で小手を攻めるから相手の手元が上がる。ただ、竹刀を動かすだけでは効果がないことを知ってもらいます。それから理屈も知ってもらいます。こう動かすから相手は避けようとこう動く、避ける際に相手のここが空いているんでこう打つ。といった具合に理解してもらいます。
高段者やおじいちゃん先生などが嫌う「色」のついた剣道ですね。だまし合い。
わたしは試合巧者になるなら避けては通れない道かなとも思います。
正しくも打てる。崩れてでも打てる。二刀流で行きましょう。でもいずれ気づきます。正しく強い剣はフェイントではない事に・・・。高校生ぐらいですかね。真ん中を割って打ってくる面はやっぱり最強です。
まぁ、フェイント技も一本を取る手段の一つということです。
正しい剣道、真ん中ズドーンの面も打てる、小手先の技も出せる。これが理想ですね。
さぁ、今日も剣道です。涼しくなると気分も違います。これから令和3年度に向けてしっかり稽古していきます。今年いっぱいはもう諦めがつきました!ただ今年いっぱいは力を蓄える時期です。大いに成長しましょう。
さぁ、剣道楽しみましょう。