おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

得るもの

最近の娘は・・・

道場でも面を付けての稽古が始まりました。まだまだ防具を付けて思うように体が動かしずらそうですが、どんどん稽古して動けるようになってください。

さぁ、課題も明確になりしっかりクリアしていき、試合に勝てる正しい剣道の道を突っ走っていこう。あとは稽古あるのみです。

 

さぁ、今日は特訓の日です。H君、娘、H君弟の3人をしっかり指導していきます。

まずは目標を立てます。身近なところで2学年上に二本勝ち。これを目標にしてもらいます。目標は絶対に届かないモノや、手を伸ばせば届くモノでは意味がありません。

届きそうで届かない、努力をして届くモノが最適です。とりあえず団内の2学年上の子に勝ってもらいます。

 

稽古も今までは猛暑ということもあり、時間短縮で行っていたのをみっちり稽古します。内容も濃くなっています。打ち込みや掛かり稽古も行います。

自分が強くなるためにこの稽古に参加し、本気で勝ちたいという信念がある3人なのでこんなことを言っても嫌な顔一つせず「はい!」と応えてくれます。

すこし独裁的なにおいもしますが、私も何とかこの子達には正しく強くなってほしいと心から思っているので妥協はできません。

もちろん稽古後にはご褒美付きです。しんどい後にはイイことが待っている。

みんなで楽しく強くなるのがこの特訓の基本理念です。力を合わせて頑張りましょう。

 

 

いやぁ~私がここまで真剣に何かに打ち込むことってなかったので、今の自分にビックリしています。もともと飽き性で自分だけよかったらそれでいい最低な性格でしたが・・・変えてくれたんですね。子供たちが。

 

まさか剣道を再開し、指導者になり、自分自身も道場に通い剣道を習うなんて考えてもいませんでした。あんなに嫌いだった剣道なのに・・・人生何が起こるかわからないもんですね。

 

今日は私の昔話を一つ。

 

県選抜で全国大会に行くことになった5年生の頃、私の剣道人生の絶頂期でした。負ける気がしないんですね。6年生相手でも全く負ける気がしなかった。なので緊張した記憶もありません。そして選抜チームで強化稽古会でも私は中学生と試合がしたくてうずうずしていましたが結局毎回小学生同士の試合稽古でした。案の定毎回勝つんですよね。悪くても引き分けで負けはない。そら天狗にもなります。その伸び切った鼻でいざ、日本武道館へ。

のちに伸び切った鼻はすぐにへし折られることになります。4チーム総当たりで1位が決勝トーナメントに上がるシステムです。試合前のアップはこの4チームが固まって行うので狭くて体がぶつかってしまいます。私は小さなお山の大将だったので「痛~」と声を出し、相手をにらみつけて、あっちへ行けと言わんばかりに威嚇していました。しかし相手は「すみません。大丈夫ですか」と声をかけてくるのを見て、「こいつ弱いな。へこへこして・・・」と余裕をかましていました。また他のチームもおんなじ感じでした。いざ試合です。私はぶつかってきた子との対戦でしたが開始1分も経たず2本負けしました。まぁ~強い。今でも鮮明によみがえる記憶です。じわじわ攻めてきてじっくり溜めて虚を見逃さず、ド真ん中からの面。結局私は3試合で0勝2敗1分けでした。

妙に悔しさはなく、このままではだめだ!と気持ちを切り替えた記憶があります。

「謙虚」ということを学びました。「自分は強い」と思う気持ちも大事ですが、それはみんなのおかげだということです。指導者、仲間、両親、私に携わったすべての人のおかげで強くなったんだと思えるようになってきました。5年生でこの謙虚さを学ぶことが出来たのはラッキーでした。

 

全国大会に出場すると何かを学んで帰ってきます。今自分にないものや必要なものを他の剣士から教えてもらえる素晴らしい場所なのです。

 

なので私は娘には「全国大会」には出場してもらいたいですね。来年から毎年予選があります。「全国スポーツ少年団剣道交流大会」です。

全国大会目指して頑張りましょうね。