おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

湯冷め

まず、まだまだ引っ張って申し訳ないです。とりあえずここに総括として記しておこうと思います。

 

4年生の部

 

総じて、「試合経験がある当てっこ剣道」の域である。攻め合いから張って構えて面というのがほとんどない。小手中心の攻めと運動神経を生かした攻撃。

印象としては団内でたくさん試合をしているなという感じ。あと打ち込みをしっかりしていると思う。まだまだ継ぎ足や初動がある。しかし、やっぱり勝ち上がってくる子はセンスがある。当てっこ剣道でも継ぎ足でもしっかり打つべきタイミングで打っている。それが有効打突になるのだから稽古はしている。

娘が勝てた要因として4つが挙げられる。

 

1.K先生や私としっかり「張った構え」を意識させて地稽古が出来た。

2.素振りの回数。

3.面中心の攻め。

4.打ち込みや追い込みで足を動かす稽古が出来ていた。

 

 

2と4は、いわゆる「竹刀が振れて、足が動いていないと話にならない」といわれるところであろう。そこがクリアできていた。ということは今まで娘がしてきた打ち込み、振ってきた素振りの数だけしないといけないということである。まぁまぁの数になる。

そう考えるとH弟は少し足りない。

 

1はとても大事だと思った!ここに意識した地稽古をするとどういうメリットがあるかというと相手の動きが良く見える。また対応できるのである。大人と常に張った状態での稽古をしているといざ、4年生(子供)と対峙した時に体感速度で遅く感じるのである。その為、応じ技や返し技が発動しやすい。娘も相手の小手に返し面を2本決めたが、そこまで小手返し面の稽古はしていなかった。でも打てたのは余裕があったからだと思う。試合後も「相手が小手打ってくるのが見えた」と言っていた。

しっかり対応できる状態にするには普段の地稽古で緊張感を保ったままの地稽古、張って攻め合いを大事にした稽古が大切である。

 

3は絶対的に私がこだわってきた部分でもある。それが功を奏し、やはり面で勝負するのは間違っていなかったと確信に変わった。面を狙うと待ち剣では打てない。後手でも打てない。自分から攻めて乗ってから打たないといけない。気持ちの面でも剣道でも「前」という意識が働く。これが大事で、上記の小手返し面も気持ちが前にあるから避けた後でも前で技が出せた。もちろん大会での娘の有効打突はすべて面である。

試合では出小手や面返し胴も打っていたが、それが良い伏線になったとも考えられるが、結局は「構えて攻めからの面」を徹底的にやってきたからだ。他の選手は「構えてから面」である。ここの差が大きな差となっていると感じた。

またしっかり攻めてからの面は、そう簡単には出小手を打たれない。

 

 

細かい部分でいうとたくさんあるが大きく分けるとこの4つだ。

 

また試合を実際にするのは子供である。試合に勝とうと子供は子供なりにいろんな手を考える。そこで引き出しが少なかったり、知識が無かったりするのでは話にならない。

そこで重要になってくるのが「試合経験」である。更に重要のなってくるのが「気持ち」である。勝ちたいと本気で思うから考えるし、試行錯誤する。間違っていたら直してやればよい。その繰り返しだと思う。娘は「試合経験」は少なかったが「気持ち」では圧倒的に勝っていた。だから試合中に「勝つにはどうしたらいいか?」という行動が見られた。

 

 

これらを踏まえてH弟にはしっかり指導していこうと思う。今現在はまずは相手と試合を作るということを理解してほしい。自分本位の剣道では頭打ちである。自分本位の剣道では負けた時になぜ負けたか分からなくなり、どうしたらいいか分からなくなる。

今の段階から応じ技や出頭技、返し技、また元立ちをしっかりやらせて、縛りの試合(赤は面オンリー、白は何でも可)で相手との駆け引きを知ってもらう必要がある。

もちろん並行して1~4もやっていくわけなのでH弟は大変だし、私は時間がない。

でもやる!H弟が負けてたまるか!絶対に来年優勝させてやる!

 

さてもう娘の優勝に浸る時間は終わりました。もうこの温泉から出ます。

 

さぁ、次のステージに。

H弟は来年の10月に向けて。近い目標でいうと12月の団体戦で試合デビューなのでそこで勝てるように。

娘も来年の10月に向けて。近い目標はAチームに選出されるように。

またまた三位一体でやっていきましょう。

 

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。