何もない2か月間 - おもしろ剣道Tシャツ

今はひたすら稽古です。課題をクリアする。

とにかく左足固定の技を出す事と縁を切らない事、既存の技の強化に当たっています。また打突後の二の太刀へ繋ぐ稽古もしています。ここら辺は引き続き今まで通り稽古していきます。後はある程度、技を増やしていきましょう。小手返し面や小手と面の払い面、相小手面などです。これらの技は完璧に仕上がらなくても構いません。目的は前で勝負すること。避けるだけにならないために避けた後のカウンターに備えるためと、そろそろ手首を駆使した技を取り入れようと考えます。

今までは手首がなかなか使えておらず、小手も冴えがなかった。これは仕方ありません。スナップの効いた小手は低学年には無理です。（多分）ただ、そろそろやっていくべきです。手首が使えるとすべての技が打ちやすくなります。

とりあえず、稽古メニューを固定し、ひたすら反復してもらいます。やればやる程、気持ちが前にないと応じれないことが分かってきますし、手首を使えばしっかり打てることが分かります。ここら辺はやりながら発見してもらいます。その子のスタイルがありますので私のイメージを押し付けるよりはその子たちのスタイルで確立させてあげます。ある程度この稽古がこなせるまで時間はかかりますがやっていきましょう。

私はスポ少で指導者として初心者を教えないといけないので娘の行っている道場には行けません。週に一回娘もスポ少に来るのですが、ほとんど見れません。正味10分程度です。なので特訓稽古の1回しかガッツリ見れません・・・こういう特訓稽古は貴重です。時間が少ないですが、しっかり指導していきます。

さぁ何もない2か月間・・・モチベーションが下がりますよね。じゃあ2か月後の何があるのかというと練成会です。試合ではありません。この練成会は毎月1回市が開催するスポ少合同の練成会です。コロナで中止が続いていましたが6月に再開予定です。

さぁここが君たちの日ごろの成果を発揮する場です。H弟も初の団体戦です。

・・・なんか寂しいですが（練習の成果を出すのが試合ではなく練成会というのも）仕方ありません。こんな状況ですので。ぶっちぎりで強くなっておいてください。周りの団から「あの団の2人、強いなぁ」「あの子、ズバ抜けてるな～」と注目されてください。

そう、これをモチベーションにして何もない2か月間頑張りましょう。

とにかく稽古しかありません。稽古をたくさんして自信を付けてください。不安を打ち消すには稽古しかありません。僕は、私は、これだけやった！！だから大丈夫！

5月のGWもスポ少は休みですが特訓稽古を予定しています。もちろんご褒美BBQも・・

本当は合宿をしたいのですが、それは夏休みに入ってからですね。

最近の娘とH弟の近況を・・・

まぁH君は未だギブスが取れず、何もできない状況ですが、左足ケンケンをひたすらやっているそうです。早く治して娘の元立ちしてくれい！

娘はというと・・・頑張っています。一丁前に左足の裏の皮が破れています。やっている証拠ですね。小学生の低学年で出来るってすごいですよ！とH君父ちゃんが褒めてくれました。今やっていることは稽古は今まで通りですが、実戦的なことを2つ課題にしています。1つ目は「起こりを狙う」+「いつでも打てる足を作って攻める」の同時進行です。この2つを分けてすると出頭は狙えません。この同時進行が出来ると今までより楽に相面で勝てます。もう一つは待ち剣相手に対する戦術です。今まではただ面を打って行くだけだったので抜かれたり、躱されたりしていました。いかに懐に入っていくか！また、二の太刀の強化が必要となってきます。少し難しいですが今は、しっかり吸収できる時期なので余さず伝えていきます。

H弟はというと・・・頑張っていますよ！いままで差し面を頑張っていましたが、最近は初心に戻り、振りかぶって打つことを意識してやっています。差し面は軽い軽い！

しっかり攻めて右足始動で相手の面の近くで振りかぶるイメージ。大きく面は自分の面の前で振りかぶって打ちに行くと後々、早い面は打てません。相手の面の近くで振りかぶって打って行くとだんだん打ちの強い早い面が打てるようになります。まずはここですね。徹底して叩き込んできます。

やっぱりこの2人を教えるのは楽です。言うことを聞いてくれるし、ちゃんとやろうとしてくれる。また、ある程度基本が出来ているので複雑な稽古でも微調整程度で実施出来るんですよね。やっていてストレスなく稽古できるんです。

さぁ、剣道頑張りましょう。