おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

行っててよかった。

昨日のスポ少は意外に楽しい練習でした。というより盛りだくさんの内容でした。

まず一つ目は前途洋洋編(過去ログ参照)の話が進んでいます。来週に懇親会が決定しました。後輩や先輩が飲みの席を作ってくれて今後の話や今の在り方についてなどドンドン遠慮なく意見して、変えていこうと行ってくれました。

そう!まずは話し合いです。話し合わなければお互いの意図が分かりません。しっかり話して伝えて意見を仰ぎ、方向性を定めていく。

 

つぎ二つ目はH君弟が1学年上の子に面で二本勝ちしました。今までずっと一緒に練習日以外の日に稽古していて、頑張ってきた子です。私も思わず抱きしめに行こうとするくらいうれしかったのですが、弟君父ちゃんから「コイツは調子乗りなんで褒めずに育ててください」とコンコンと言われていたので試合後に叱ってやりました。「もっと早くに勝負決めれていた。大体で打つな、狙ってしっかり打てばここまで時間がかかっていない!まだまだや!」と。半分本心、半分適当です。

いわゆる面を付けて9か月の子が面を付けて1年9か月の子に勝つんですよ。これってまぁまぁすごいことですよね。ちなみにH君弟は2年生です。先が楽しみですね。

 

つぎに三つ目は今教えている初心者の子です。今は6人で所作や礼節、足さばきと素振りを教えているんですが一人不器用な子がいます。すり足が上手にできない。踏み込みがぎこちない。その子は年長さんです。その子以外は大体すべてにおいて出来ています。その子だけできない。そして昨日は新たに小手面の二段打ちの空間打突を教えました。するとその子が急に号泣したんですね。私と一緒に教えていた後輩君はパニックで慌てていましたが、私は「この子賢いんやろうなぁ」と感心していました。

スポ少講習や発育について学んだおかげで予備知識があったし、何度か同じ経験があったため冷静に対処できました。こういう事例はよくあるようで頭で考えてイメージできているのに体が思うように動かない苛立ち、より考えることでパンクしてしまうんです。いわゆる賢い子に多い現象です。子供はスポーツするうえで考えて体を動かす子ととりあえず動かす子、マネをして動かす子の3パターンあるそうです。

賢い子は遅咲きではありますが必ず花が開きます。低学年のうちは勝つことが難しいかもですが高学年になり考えて考えて作ったイメージに体が追いつきます。そうなるとドンドン勝っていくことができ、剣道に面白さを見出します。この子が楽しみです。

 

さらに4つ目は娘です。スポ少の試合練習をしたのですが5年生の男の子(チャンバラ剣道)に2本負け、6年生のH君(一緒に稽古している)に2本負けでした。

これがなぜ良かったのかというと、まず負けた原因が明確で課題が出来たことと、先輩が私と同じ指摘をしてくれたことです。

原因自体は一足一刀の間(打ち間)に入っているのにそこから動こうとする。何なら後ろに一回下がって前に入って打つ。また打ち間に入っているのに竹刀を無駄に動かす。

足を使って打ち間に入る。入ったらいつでも打てる態勢で溜め(攻め)を作る。なんなら止まっておくぐらいの気持ちです。そして打突。

試合後に娘が先輩に「お願いします」と教えを乞いに行くと、ほぼ私と同じ見解でした。そして指導付きで教えてくれていました。

考えや方針が同じだと思い安心しました。また娘にとっても、そこを直せば変わってくるはずです。安心しました。

 

 

 

普段はスポ少の練習に行くのは憂鬱でしたが昨日は行ってよかったです。たくさんの発見があり、何より考えが同じの先輩後輩がいるとやりやすい。

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。