おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

前置き長っ!

この前、柔道の全国大会をテレビを見た。

誰が優勝したかは覚えていないが優勝者インタビューをヤンヤンつけぼーを食べながら聞いた。私は「ま~た、ありきたりなこと言ってんなぁ~」とチョコレートをすくいながら聞いた。

 

私の好きなボクサーの息子さんがデビュー戦で勝ったというニュースを見た。

その息子さんがインタビューを受けていた。

私は「ま~た、ありきたりなこと言ってんなぁ~」とツムツムしながら聞いた。

 

SNSで超有名な剣道道場の優勝報告が挙がっていた。館長先生らしい人がコメントしていた。

私は「ま~た、ありきたりなこと書いてんなぁ~」と風呂に行く準備をした。

 

 

やっとここで!あれ!?っと気付くことが出来た。

 

確かにそうなんです。K先生もそのことを言っていました。結局そういうことなんですよね!それが勝負を左右するんです!勝負事には一番大事なことなんじゃないでしょうか?私自身もこのブログで多用していますし、子ども達にはしっかり伝えてきています。

 

 

 

「最後は気持ちでした。皆さんに感謝したいと思います」

 

 

「気持ち」と「感謝」です。

 

要はこの「気持ち」が剣道で試合をしていく上で最も重要なのです。

気持ち(心)が一番です。その次に技術です。技術よりも大切なものなんです。

「心技体」でも心が一番に来るというのはそういうことなんです。

 

大きく見た時に人間同士、運動神経に多少の差はあるものの同じ小学生です。そこまで抜きに出る差はありません。じゃあ何がものをいうかと言うと「気持ち」なんです。

気持ち一つで技が出せなくなります。気持ち一つで体が動かせなくなります。

この「気持ち」をしっかり作っていく必要があります。子ども達も「気持ち」をざっくりとしか理解していないと思うのです。

「前へ攻める気持ち」→前で技が出る→攻めの足が出来る

この一連の流れに繋がっています。当たり前の話なんですが逆説で伝えるともっと子供たちに刺さるかなと思います。

なんで足が動かないのか?なんで自分から打って行けないのか?なんで避けるばっかりになるのか?巻き戻していくと「前へ攻める気持ち」がないんです。

 

気持ち一つで大きく変わります。

 

だから私は常に3人を鼓舞し続けるんだと思います。気持ちを入れて稽古や試合をしてほしい。それだけで持っている力が発揮できるんです。どんな気持ちか?それが「前に攻めて自分から技を仕掛ける」です。

今一度この話を3人にしてみてもいいかもしれません。伝える事も大事です。

 

あとは言わずもがな「感謝」ですね。

感謝すれば周りが見える。有名な監督が言っていました。「見えないものが見えてくる」

つまり、ココロが読める。ということです。これは人間的な成長に繋がります。小学生にはとても重要で、この先の自己管理能力に直結します。

 

とても大事な2つ。

 

特に「気持ち」は小学生にはとても大切です。

「気持ちが」あるから前に行ける。前に行けないのは、足が止まってしまうのは、声が出ないのは「気持ち」がないから。気持ちは簡単に言うと「勝ちたい」です。

「勝ちたい」から「前に自分から攻めて自分から技を出す」だから足が動き、声が出る。足が動くから前に出る。

まぁ、何度も同じこと書いてますが・・・。

 

からしたら目からうろこでしたね。灯台下暗しとでも言うんでしょうか?

そこか!とおもいましたね。

気持ちがなけりゃ、技術も発揮できない!技術があっても気持ちがなきゃ、ね~。

 

いままで「気持ち」「気持ち」とアドバイスしていましたが言い回しを変えていかないといけませんね。噛んで含むように伝え、理解させてあげたいと思いました。

 

長い前置きですみません。

 

 

さて、今回は一回の稽古で数回稽古したようになる効率の良い稽古法の紹介です。

とても簡単なことです。皆さんも稽古の時に子ども達に言ってみてください。

 

「みんなに注意(指導)していることを自分のことのように聞く」

 

意外と出来てないんですよ。他人事なんですよね。また、「自分は出来ている」と思って気にも留めないんです。

例えば自分が稽古している横の子が注意されたら、「自分は出来ているだろうか?」と自分の置き換え、確認することがとても大事なんです。仮に先生が一回の稽古で自分を含む10人に指導したとしたら、10人分の指導を自分のモノにできる。

この意識がなければ1人分しかモノにできない・・・。これってすごい差を生みますよね。

でも、これって結構言われていることですよね。

でも、出来ている子ってほとんどいないんです。だから、やる意味があるように思います。なので3人には「ほかの子が注意されている事は自分のことのように聞きなさい。そして都度、出来ているか確認しなさい。」と伝えています。

伝えるだけじゃ、きっとしないんですよね。なので洗脳です。得意なんすよ!

呪文のように数か月はこれを言っていきます。更に私自身もわざと個別に注意していこうと思います。そして出来ていないとしっかり雷を落としてやろうと考えています。

他の子の注意も自分に置き換えれたら最高です。

 

K先生も「毎回稽古は100%の力(本気)でやりなさい!」と言っています。

 

 

そう、強くなるなんて技術云々も大事ですが、結局「気持ち」ですよね。ほら!前置きと繋がった!

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。