カスカナヒカリ
どん底で沼でどうなるものか。。。?と思っていましたが少し、ほんの少し兆しが見え始めています。先週末行われた市の大会でわが団が優勝しました。
団体戦で創設以来初めての優勝旗です。
H弟が5戦ともALL2本勝ち。娘も4勝1敗
良かったこととして心の成長が見られました。この大会は低・高学年混合の試合。
下の面倒を見たり、高学年として下の子を引っ張って行く必要があります。態度でも試合でも・・・。
そこが出来ていたのかなぁ・・・と。優勝が決まった時も2人は泣いていました。こんな一面もあるんだと新発見です。
この優勝が少し沼から出れるきっかけになってくれればと思います。
娘も決勝で勝負しに行き2本勝ち。H弟も攻めの剣道が出来ていました。まだまだ課題はありますが結果はしっかり褒めて、いい状態で次に進んで欲しいです。
娘は手元が不用意に上がることが増えてきました。1敗はそこを横からの小手。
私的には、はぁあ?って感じですがK先生に聞いたら手元が挙がって崩れたということで1本になる。との事です。そうならしっかり捌き方をやってもらいましょう。
また、単調な試合運びにならない様に考えて剣道を組み立てる。
H弟は右手打ちになり始めている。打った後止まることが多々見られました。打ち切れていない。このままでは当てる剣道になってしまいます。
それぞれの課題をしっかり伝え、現状に満足せず、さらに上を目指してほしいです。
この時期は修正する時間がなく、すぐ次の試合・・終わってもまた次という感じで忙しいのでしっかり今のうちに課題点をまとめておかないといけません。
GWも試合三昧です。今持っている力をしっかり出せるようやっていきましょう。
とりあえず優勝おめでとう。そしてありがとう。
さぁ、剣道楽しみましょう。
最終試練
この週末は4月の数ある試合・練成会の中でも重要な練成会(土)と試合(日)でした。全国でよく名前を耳にするチームが来ますので、まずはここで力試しです。
・・・・と言いたいところでしたが、ダメダメでした。
力不足、これに尽きます。
情けなくて、ここに結果を書くのも躊躇するくらいです。
まず土曜日の練成会ですが自分勝手の剣道再発。面を打って行くが届かないし、上体だけの打ち。案の定面返し胴を食らう。失礼ですが決して強い相手ではなかったんですが引き分けの目立つ試合。8試合して3勝1敗4引き分け。
そして日曜の大会・・・
一本勝負の個人戦・・・開始すぐ面を飛び込んでいき、胴を返され3秒で終了。
団体戦、勝てる相手に引き分けて代決の持ち込まれ、何とか勝つも時間が掛かった。
2回戦も勝てる相手に負ける。しかも相面。
結局のところ私が娘やH弟を過大評価しているんだなと思いました。
所詮そのレベル。早く脱して欲しいですね。今のままではヤバいと変わってもらわないと話にならないなと・・・。
H弟は精神的にどん底です。負ける事が続き、とうとう今まで勝ち続けていた団内の6年生にも負け始めました。もう精神的にもキツくて稽古の日は体調が悪くなる。団内で行われる試合が嫌になってくる。
分かりやすく、今みんなどん底です。沼です。
でも這い上がれるはず、這い上がるのは自分自身です。腐らずにやって下さい。
私自身もクソみたいな団ですが、歩み寄ることにしました。この子達のために環境を変える。今までは団の稽古は2人に取って休息(踵痛のため)に近かったんです。またやる気が出ない。気持ちが入らない。という自分勝手な理由で団の稽古をないがしろにしていました。私自身も仕方ないで済ませていました。
そうではなくて、その中でも自分の出来る事をしっかりやる。しない理由を作るよりしっかり出来るように自分をコントロールする。
そこを2人に伝えました。そうなるとまず変わるのは私からだと思い、今までの自分勝手な考えや態度を詫び、指導者として再開させてもらう旨を団に伝えました。
この2人のために意固地になってしょうもないケンカや仲たがいをしている場合ではありません。
ここが踏ん張る時です。そう試練の時です。立ち向かいますか?
はい・いいえ
さぁ、剣道楽しみましょう。
進路
試合で勝たす指導ってありますよね。
ひたすら出頭を狙わせたり、フェイント技、右足に重心、入念な面返し胴、当てるだけの出小手、掛かり稽古、さらには練成会をバンバン入れたりして試合勘を付けたり・・・
否定はしません。すごく大事なことです。
メリットとしてはもちろん試合巧者になります。
デメリットとしては形が崩れます。
きっと少年剣士の8割がこの枠に当てはまります。
私が推奨しているのは正しく打つ指導です。
ひたすら面打ちをする。自分から攻めて自分から打つ。打ち切ることを意識。
メリットは面が打てる。形が綺麗
デメリットとして・・・・たくさんあるんですが(応じられやすい、試合が単調になる、試合には不向き等)私個人的な意見としてデメリットはないと思うのです。デメリットがあったとしても、それでもかまわない。それに勝るぐらいのメリットだからです。だからこそ娘やH弟にはここをさせているんです。私以外の人からすればデメリットが多く、試合で勝たす剣道の方が魅力的にみえるんです。それは考え方の自由なのでどれが正解ではありません。ただ、私が当初娘にしてほしい剣道というのが「正しく綺麗な剣道」でしたので迷うことなくこっちに舵を切りました。
本当に思うのが、強い子は面で勝てるという事です。しかも真っすぐの面です。
少年指導9年目でまだまだひよっこですが痛感しています。当てるだけで合わすだけで勝っている子はどこかで消えています。中学、高校で第一線で活躍している子は小学生の頃に面で勝てています。
試合で不向きなはずの正剣ですが、試合に勝てる最大の理由は「攻め」です。
ここに勝機が全て詰まっている気がします。
「攻め」で大事なことは「自分が崩れない」「上から乗る」「剣先」「中心(左手)」
いわゆる攻め勝つということです。
じゃあ崩れない様に上から乗る為には、剣先を効かすために、中心を取る為に、攻め勝つに大事なことは「構え」です。
前回のブログでも書きましたね。
「構えて」「攻めて」「打つ」これが全てだと思います。
わが団は思いっきり勝つ剣道に振り切っています。
別にいいんですが、崩れて打ちに行ったら、正しく打ちなさいと注意する。そのくせ剣先が真上を向いていても注意しない。そこから小手を打てと教える。
近間から当てた面を大絶賛する。面返し胴を打て!と怒号が飛ぶ。いや、面返し胴は面を打ってこないと発動しませんよ。
・・・失礼しました。また愚痴になってしまいました。
というのも最近稽古に行ったら指導者が誰も来ていなくて、保護者さんが私に「指導お願いします」と言ってきました。勝つ方針の団に基本を教える?と、すごく迷いました。自分の信念を押し通した指導をするのか?それとも団の方針に合わした指導をするのか?そもそも今の崩れて打つ剣道が染みついている子ども達に何から指導したらいいのか?かといって団方針の勝つ剣道の指導って何をしたらいいのか?
一瞬分からなくなりました。未熟者ですね。
結局切り返しを45分間しました。ひたすら受ける切り返し。注意点を2つだけ言いそこを徹底的に守らせる。(相手の面の位置を打つ・左右面の素振りのように※横から竹刀が出ないように)案の定出来ないんですよ。
すぐ諦めるし、早く打つが勝ってしまう。
諦めちゃいました。やっぱり未熟者ですね。
そんなこんなで稽古してたら遅れて先生が2名来てくれたので指導指揮を譲りました。
娘やH弟以外の団員がどうなっていくかは知ったこちゃないですが大丈夫かぁ?と心配になります。もしこの子達が強くなったのなら私自身勉強になります。このやり方もあるんだなと。発見できますしね。心配でもあり楽しみでもあります。
まぁ、よその事だ!と見物させてもらいます。すごく嫌味な言い方ですよね。
全ては団員の事を悪く噂を流したお前が悪い!お前のせいで不信感につながり、私の指導意欲は消えた。そして団長!自由を掲げ、団の事は考えなくていい!と断言したあなた。その覚悟に見合わない態度、不信感しかありません。
そんな団なので見る気も薄れますわなぁ~。まぁ、好きにさせてもらいます。
結局愚痴になってしまいましたね。
私は変わらず2人を責任をもって見ていきます。今H弟は36の竹刀を必死に振っています。まだまだ振れていないので自宅でも素振りをさせて早く振れている状態を作る。
更には前で打つ事を徹底さす。手取り足取りします。感覚を掴めばいいんですが・・・。まだまだ完璧に習得出来ていない。もう今の時期は掴んで欲しいです。
そして娘、打つぞキープで上から乗る。右足で攻めて右足始動で打つ。
もう一つは考えて試合する。
4月はそれぞれの課題をクリアし、次の課題を見つけましょう。そしてレベルアップしてください。目に見える成長を期待しています。
さぁ、剣道楽しみましょう。
ジョイント
さぁ、もう学校も始まり慌ただしくなってきました。春休みも終わり今まで通りの「学校と剣道」のリズムに戻っています。
今までと違うのは色っち(息子)が小学校デビューしたこと。
さぁ、こいつも地獄の剣道生活に足を踏み入れました。ねーちゃん同様、いやそれ以上にしごいていきます!
4月は中旬ごろから試合・練成会ラッシュです。今まで基本稽古メインにも黙々やってきましたが、そろそろ試合を意識して地稽古や試合稽古も取り入れていこうと思います。今までやってきた事を試合で生かす!とても大事なことです。
とりあえずですが、4月は3試合+2練成会あります。
その中でも県外の強いチームが来る練成会と県外が来る6年生の個人戦の大会があります。この2つがキーポイントかなと・・・。
22日の練成会で強い子にどこまで出来ているか?強い子はどのレベルなのか?
23日の試合で強い子相手にどこまで出来ているのか?強い子にどこを打たれているのか?
確認ですね。もちろん狙っています。
5月は道場連盟の予選があります。ここに向けてしっかり仕上げていく予定です。確実に勝って全国大会への切符を手にしましょう!
今回はある人から相談を受けました。
「技って教えてますか?例えば裏面とか下からの小手とか・・・教えた方がいいんですかね?教えてもしないんですよねぇ~どう思います?」
確かに私もこの経験あります。今まで娘やH弟にB君に技を教えてきましたが、結局その技は試合では使いませんでした。使うこともあるが決まらない。結構反復練習をし試合を想定して稽古しましたが・・・試合で使う事はほぼほぼありませんでした。
結局のところ、技を打つのは本人で、本人がその技に魅力を感じるかどうかです。
面返し胴がいい例です。見た目がかっこよく、子どもながらに魅力を感じるんです。だから子どもが意欲的に技を教わりたいという思う。そうなれば吸収は早いですよね。
出小手が苦手な子は出小手と言う技に魅力を感じないんだと思います。
私は技の稽古の際はほとんど教えません。例えば面からの小手(面フェイント小手)も教えません。試合で使うな!というわけではありません。
私は攻め方や打突箇所、「こういう打ち方は形は崩れているが一本になります。」といったことを教えるようにしました。
そうやっていろんなパーツ(攻め方・打突箇所・部位・相手の反応・刃筋)をばらまくようにしています。技を教えるのではなく技を繰り出すためのプロセスの部分を教えてきます。そうやっていくと不思議なもので勝手に子ども達がパーツをジョイントしていってくれるんです。大体このジョイント作業が出来るのは5年生ぐらいからですね。
そうなれば試合でバンバン技が打てます。相手の竹刀を押さえて面を打って行き、避けるところを裏面。小手打ちで相手が避けたところを担ぎ面・・・。
裏面に関しては竹刀を押さえた時の相手の反応(攻め方)・打突箇所が出来る・そこを打つ(刃筋)という3つのパーツを組み合わせるんです。
もちろんある程度は形になるようにアドバイスはしますよ。子ども達のある種、気づきの部分なので探求心がある。そういった技は習得しやすいです。
そうなると試合で技を打とうとする。旗が上がる。自身が付く。技が身に付く。
という流れが一番最高なんじゃないかと思います。
下からの小手もまずは竹刀を相手の竹刀の下にくぐらせる。という攻め方を教えます。
この時のメリットやデメリットを伝える。それだけでいいんです。
子ども達が「あっ、この攻めしたら自分が打てない!」と思うか「これしたら、小手も面も行けそうやな!」と思うかです。
後者なら相手の竹刀の下に潜り込ます竹刀操作(速さ)や自分の左足の状態、またリスクなども教えていきます。
実際に相面や出小手の練習で下からさせます。ここで最終決断ですね。
「やっぱり、出小手の時に上から乗られるな」なのか「下に行けば小手が当たりやすい」なのかですね。
そうやって覚えて言った技はまたほかのパーツともジョイントしていけるし、幅が広がります。考えるようになりますしね。
みたいなことを偉そうにアドバイスしました。でも理想郷ですが実際にやってみると全くその通りなんですよ。
B君には5種類の技を教えました。
面からのフェイント小手・剣先を下げて(相手の膝ぐらいまで下げる)飛び込み面・面からの横面・小手をわざと空振りしてからの面返し胴・担ぎ面
どれも一通り教えましたし、稽古でもしっかり反復しました。でも結局試合で使った技は5つのうちのどれでもなく、面からのフェイント小手、からの担ぎ面(3段技)でした。彼なりに考えてジョイントしたんですね。さすがに試合では決まらなかったですが、この技を試合前に気づき練習していたら決まっていた可能性は高いです。
娘もそうです。竹刀を払う練習を何度かしました。裏から払う。表から払う。
そして下を攻めるという事も経験させました。
そうしたら練成会で下を攻めて面を打ってきた相手に裏払い面を打ちました。
娘がジョイントしたんですよね。私はこの一連の技は教えていません。
それ以降普段の稽古でも多用しており、確実性を求めるようになっています。
何はともあれまずは「本人のやる気」これに尽きるということですね。
技を教えるなら、その技の魅力を存分に謳ってください。
そして技の教えを乞う子ども達には多方面から存分に教えてあげてください。
さぁ、剣道楽しみましょう。
近況報告、のち愚痴
最近B君が稽古休みがちなんですよね。クラスメイトと遊んだり、旅行に行ったりと、この短い休みの期間を満喫しているようです。遊ぶ時は遊ぶ!全然問題ありません。
ただ、やっぱりB君がいない稽古は寂しい・・・。まだまだB君ロスが続いています。
娘やH弟はロスもなくなり、前を向いているようです。なんせ娘は最終学年スタートでキャプテンです。やるしかない状況なのでロスを感じる時間もありません。
H弟も踵痛と闘いながら今出来る事を必死にやっています。
今月は後半から来月一杯、怒涛の試合・練成会ラッシュです。
この期間はゆっくり修正することはできませんので、とにかく走り続けることですね。やりながら修正していく事と、課題を忘れず覚えておくことが大事です。
ここは私の仕事ですね。気を引き締めてやっていきます。
後半のラッシュに向けて今現在やることは今までの課題を修正していく事です。
娘は右足で攻めて右足から打って行く。打つぞキープで上から乗る。
H弟は前で捉える。その為に左足の作りを瞬時に作る。
試合中の足の力の入れ方をこの一週間(4回の稽古)で教え込みました。親指の付け根に力を入れ、足の指全体で床を掴むようにする。両足の内側に力を入れる。
言葉で言っても分かりずらいので体操マットをロール状に巻き、その上に立たして不安定な状態で素振りをさせました。途中、素振りをしている後ろから私が背中を突いたり、後ろに引っ張たりしてバランスを崩す行為も入れながら実施させました。
これは体幹もそうですが、足の指の力の入れ方がメインです。
バランスをとろうと足の内側に力を入れます。(内また)さらには踏ん張ろうと足の親指に勝手に力が入ります。そして指全体でマットを掴みます。
まさに、試合中の足の状態に似ているんです。
これをひたすらしました。2人とも足の内側の筋肉がパンパンです。
そして、いざ床の上でも同じ足の状態を作り、そこからそのまま攻めの練習。出来るだけ足の状態を維持したまま動かす。
ひたすら足さばきをしてもらいました。
打つぞキープを掲げて稽古していますが、理屈は分かりますが、じゃあ足はどういう状態なのか?どこに力を入れたらいいのか?しっかり実践して頭で理解してもらいました。
周りからしたら遊んでいるように見えたかもですがとても大事な稽古です。
打つ(打突)より以前にまず攻めが大事。攻めがないと打てません。じゃあその攻めをするために大事なのは構えです。構えで大事なのは握りと足です。
しっかり打つために、こうやって紐解いていくと構えってすごく大事です。
構えを重点的に指導しているところって少ないですよね。出来て当然。そんな事よりもっとしないといけないことがある。・・・でないがしろにしている感じです。
私から言えば、打つのはもう出来ています。だって今までほとんど打つ(打突)に相当な時間を割いています。じゃあ攻めは?構えは?時間を割いていますか?
しっかり打って行けないのは構えの問題じゃないんですか?足は出来ていますか?
自分のタイミングやリズムで打ったり、止まった相手にはしっかり打てる。
自分のタイミングという事はそのタイミングに自分を合わす必要があります。逆に言うとそのタイミングじゃないと打って行けない。また止まった相手や打つ気のない相手には打っていけても試合で相手が止まってくれますか?打つ気ないですか?
なので私は「声を出して一歩入って面を打つ」一連の流れが大っ嫌いです。
元立ちが棒立ちなのも大っ嫌いです。
しっかりと意味のある効率の良い稽古を日々模索しています。子ども達には素晴らしい稽古メニューを提供したいですからね。
最近はスポ少でもほとんど指導はせず、座って傍観しているだけです。パトロールと言う名目で団長先生の許可も得ています。
・・・・・って!本当はダメなんですよ。そんな指導者。何やってんだ!!って叱って欲しいんですよ。でも言ってこない。言えないんですよね。それが分かってて、こんな態度を取っている私も指導者失格です。
ダメですね。一度信頼関係が崩れると・・・。修復不可能です。
私の逆鱗である「子ども達」に危害を加えた。しかも悪口を言いふらし変な噂を広げて子どもを苦しめている。こんなタブー犯したら、もうその人は信用できませんし拒絶反応がすごいです。
そもそも団長先生の「わが団は自由である」発言も如何なものか?と。
何をしても自由なんです。団の事を考えなくていいんです。それぞれがしたいことを自由にやっていいんです。耳障りは良いですが、統率と言う点では最悪です。
また団の考え方にも疑問を抱いて、もう不信感しかないですよね。
何でも団費の予備費(毎年度の繰越金)を使い切ろう!という発想らしく・・・、
いや、ちょっと待ってくれと!今までのそれこそ私が小学生の頃からのOBたちが未来の団員たちが不自由なく運営できるようにと残してくれたお金をなんで使い切ろうという発想になるのだろう。私が団に入ったころは団員が5名で試合や行事なども切り詰めてやりくりしていたのを知っています。そんな中でもしっかり繰越金を残してくれました。そんなお金を自分たちの代で使ってしまおう!という発想はおかしい。
もう愕然としましたね。
また団の試合用の面手ぬぐいをロットで注文するのですが、なぜか2種類?しかも色は黒と紺?なんで2種類なのか?色がほとんどかぶっているんですけど・・・。
試合の時に子どもの自主性を育むためにみんなで面タオルを話し合って決める。ということが目的らしいです。
私はそんな自主性よりは稽古の時や試合のアップの時など指導者がいなくても子ども達で何をしないといけないか考えて行動できる自主性の方を育てたいですね。
もう面白すぎます。
パトロールはしばらく続くでしょう。
今の所属団では剣道楽しめませんが
所属団以外では
剣道楽しみましょう。
新年度スタート
さあ4月に突入です。
新年度!もう今までのモヤモヤや苦い思い出、全て払拭し、本当の意味でリセットしていきましょう!今年度のスタートです!
早速一発目の練成会に行ってきました!
課題は「考えて剣道する」
勝つためにどういう攻めをしたらいいか?自分の面を生かすためにどうしたらいいか?
どうやったら自分有利に進むか?足は?構えは?
私も注意したい思いをグッとこらえて何も言いませんでした。
結果は。。。
まぁ、良いんじゃないでしょうか?勝つことも負ける事ありましたが、考えて試合しているのは伝わりました。
練成会が終わり娘やH弟に今回出来ていなかったことを確認すると大体私の思ったことと一致していました。
・H弟
意識したことは相手に合わさず自分から攻めて自分から打って行く。更には面を前でとらえる。
反省点は構えが遅いので先に攻められた。前で捉えられていなかった。
課題は前で面が捉えられるよう左足の作りを早くして打つぞキープを早く作る。
・娘
意識したことは打つぞキープをして技を出す。試合中に冷静になって判断できるようにする。
反省点はまだまだ左足を作る一瞬の動作がある。右足で攻めて右足で打つ。
課題は打つぞキープの見直し。左足を作る動作がないように打つぞキープする。
正直、素晴らしいと思います。上記は私が言ったことではなく、2人が自ら発言したことです。何だか私の考えや伝えたいことが小学生高学年の子に浸透してきている。
少しココロの成長も感じました。そうです!もう高学年です。自分の課題がそこまで分かっているならやれ!そしてどうしたらよくなるか考えろ!ヒントは出すよ!臭覚で聞き分けろ!そして実際やってみろ!違ってたら言ってやる!
今回の練成会の結果はまぁまぁ良かったです。
ただ、この結果に満足しない様に危機感を持って稽古を続けます。まだまだ出来ます。
ひたすら私とガチの試合ですね。それからそれぞれの課題の徹底。
新年度一発目の初陣は良いスタートが切れた印象です。ただ、右肩上がりになるように気を引き締めてやっていきます。前年度は調子に乗って総崩れしましたからね・・・。
やっぱり練成会は数か月に一回のペースがいいですね。あまりやり過ぎると崩れてしまいます。練成会は今までの稽古のお披露目の場という認識でOKです。
ここで出来ていなかったことを普段の稽古でやっていきます。
そうなると娘はK道場にひたすら通いましょう!ここで自力を付けましょう。
少し私が危惧していることにH弟です。
元々相手に合わす剣道で強い相手にはビビッて弱い相手にはグイグイいくって感じでした。やっと最近どの相手にも自分から行けるようになってきた様子でしたが・・・。
個人優勝してから・・・、いや個人優勝してしまったからプライドが出来た。追われることに恐怖心が出てきたし、負けられなくなった。試合でも強い相手には引分けという選択肢を選ぶようになってきた。勝負するのが怖い。
今はプライドとの闘いになってきて、結果を怖がるようになった。
思い切った技や自分から打つ事が減ってきた。避ける事や応じる事が増えた。
気持ちも分かります。ただ今戦っているプライドってクソですよ!そんなもん腹の足しにもなりません。そんなことより、また負けて課題を見つけて習得して強くなっていく方がいいです。きっと剣道の成長って相手でもなくプライドでもなく自分自身との闘いに打ち勝つことで伸びます。ひたむきに謙虚に黙々稽古してください。
優勝したことなど過去の栄光です。出来るだけ早く捨てましょう。そして次の栄光を手に出来るよう進んでいきましょう。
昨日の稽古もやっているが考えていない。一生懸命やっているがズレている。
「今の君に最も重要なことは小手打ちか?必死に切り返しやっていたが何か考えてやっているか?いろいろ注意点あるが今の君にとって最重要課題を考えろ!最優先事項はなんだ?剣先だろ?なぜそこを意識しない?」
少しきつめに注意しました。まだまだ言ってやらないとできません。
確かに娘もそうでした。必死にやっているんですが、ズレている。
必死にやる+課題をクリアする
2つやらないといけません。それが考えて剣道するということです。
もう少しH弟はそばにいてやらなければなりません。
さぁ、剣道楽しみましょう。
年度末
早いっすねぇ、3月!もう終わりますよ。
地道にK道場で基礎を積んでおります。娘も必死にやっているようです。
毎回面タオルはびしょびしょです。
来月に入ると5月末まで試合ラッシュですし、何より道連の予選があります。正式に道連加入の申請が受理されました。K道場として出る大会は何よりも力が入りますし、名誉なことです。その分、無様なことはできません。娘も十分に理解しています。そもそも娘が「K道場として試合に出たい」と言い出したことがきっかけで今日に至りました。
昨日もK先生が
「言われたことをやっているのは普通です。何にも進歩がない。言われたこと+αが出来るかどうか!」
まさにそうです。すべては本人の意志。
娘にも課題が見つかり今は必死にそこを修正しています。
・攻めの中で左足を作って打っている。
→攻めで左足をすでに作っておく。そこから右足で攻めて打っていく。
・攻めの「打つぞキープ」の際に沈む。
→上から乗る
しっかりやっていきましょう。
技に関しても娘、H弟、みんなそうなんですが稽古でしたことをなかなか試合で出さない。
きっと自信がないのか、タイミングが分からないのか・・・。いろいろありますが実戦形式で何度もやっていき、稽古でやっていることを試合でしてもらえるように指導していきます。面一本でやってきたので、技は少し躊躇してしまうんですよ。
技を出しつつ、面で決める!その前に技で一本取れたらラッキーだよね。
ぐらいの意識で行きましょう。
来年度は娘とH弟を集中的に観る一年になりそうです。時々息子・・・。って感じでしょうか?
息子に関してはK道場で、基礎基本を叩き込まれているようです。小さい体でよくやっています。たくさん吸収していってください。
来年度の目標については娘は3大全国大会出場。うち、一つは個人戦なので力試しをしましょう!まずは予選をしっかり勝ち取れるように勝ちにこだわって稽古しましょう。
また、来年度に開催される大会(個人戦)は全て狙っていきます。
H弟は来たる「5年生の壁」に対応しましょう。しっかり基礎基本を見直して、ひたすら稽古です。
共通して言えることはドンドン技を使っていこう!ということです。
稽古で出来ても試合で出せない。ということが頻繁にあります。試合で出しても失敗した。一本にならなかった。等の理由から辞めてしまう傾向にあるので稽古の際に試合を想定した状況下で稽古させていきます。
新年度はこの2人の笑顔が多く見れる様にしたいです。
さぁ、剣道楽しみましょう。