おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

道場の稽古~練成会 自分から打てたのか?

土曜日は道場の稽古でした。相変わらずの徹底した基本打ちでした。

稽古が終わり娘とK先生がボール遊びをしていたのでその場に入り最近の悩みを言いました。

私「最近娘ちゃん自分から打っていけてないよね?」

娘「・・・・うん」

K先生「わかるよ。最近負けるようになったやろ?」

私「そうです。なんか待ち剣というか、自分から打っていかないんですよ」

K先生「見えるからね」

私「・・・・・・・・・・・・・え!どういうことですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで問題が解決しそうです。

 

 

 

 

 

 

詳しく聞くと納得の説明でした。要は今までは何も考えず打っていけていたのが出小手や面返し胴の練習をする。間合いを図るようになる・・・そうすると相手を見るようになるわけで、嫌でも見てしまう。そうすると動体視力で相手の動きが見えてしまうんですよね。その恐怖が一番大きく、小学生低学年が最初に当たる壁だそうです。見えなかったのものが見える。見えると反射で避ける。ましてや打ってくるものに応じるわけですから見ないといけない。「怖い」ということです。

私が分析した「実践不足」「視覚的情報量」は間違ってはないがそんなことより「克服」が先だそうです。

 

今までは見て、打ってくるのに合わせたら入っていたんです。振りが速いだけに先に当たってた。それがだんだん相手が動いてからの反応になれ出して気持ちが前に行かなくなる。前に行くと打たれると感じる。躊躇が生まれる。

 

これが前に出れず打たれる原因だったのです。

 

やはり「気持ち」だったんですね。

K先生にどうしたらいいか聞くと・・・

 

「打たれてもいいから自分から攻めて自分から打ってみなさい。」と言うだけでいい。

とのことでした。

 

稽古終わりに娘にK先生が「打たれてもいいから自分から打って行けよ。その方が負けないよ」

 

と暗示をかけてくれました。

 

さぁ次の日の練成会トータル15試合ぐらいしたのですが10勝3敗2分け。

 

まずまずの成績です。中には県外の強いチームも入っていましたので上出来です。

 

何よりK先生との約束を守れました!!素晴らしい!私があれだけ言っても出来なかったのになぜ?負けるのが嫌な娘に「こうしたら負けないよ」と教えることで、じゃあやってみようと思わせるのか?そこは謎ですが多分K先生の方が信頼があるんでしょう・・・親父としてはつらいですが。まぁ結果良かったです。全試合自分から攻めて自分から打っていけていました。スポ少の団長先生も「どうしたんや!変わったな」と違いを感じていました。

 

こういうことなんですよ。負けたくない打たれたくないは負の感情を生むんです。「前に出て打つ」は、「勝ちたい」と同じ感情(正の感情)なんですよね。 前に出て打つが勝手に気持ちが勝ちたいという思いに変換されるんです。

 

よかったね娘ちゃん。K先生に良い報告ができますね。

 

 

次は「間合いの壁」と「合気の壁」など次々に障害物が出てくるそうです。大変ですが何とかみんなで乗り越えましょう。

 

今回の練成会は大変収穫がありました。前に出て自分から打つことが勝つことに繋がる、強くなることに繋がるということが娘も分かったようです。

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。

 

※それはそうと最近このブログへのアクセス件数が300を超えました。と通知がきまして・・・こんなブログを見てくれている人がいるんだなとフッと思いました。

同業者様や同じ境遇の方どなたでもよいのでなんでもコメントいただければ幸いです。

今までは私の一方通行でしたが(ブログってそんなもんかも・・・)誰かと繋がりがあればと思います。繋がりは大切にしたい派です!

厳しい意見でも構いません。遠慮なくコメントしてください。剣道論語り合いましょう。