見様見真似
面白い話を1つ。
子どもとの地稽古の時に皆さんはどのようなスタンスで元立ちをしていますか?
1.とにかく打たす。構えて打たす箇所を瞬時にあけて打突させる。
2.合気を作ってやる。しっかりと間合いとタイミングを作り、相手を引き出す。
3..こっちも真剣に稽古をする。試合の時のように地稽古に取り組む。
さぁ、どれでしょうか?
確かにその子のレベルにもよりますが・・・
何となく1と2ってとても素晴らしい感じがしますね。THE指導者って感じです。
3はどうでしょう?・・・ん?って思いませんか?確かに私も「実力差がありすぎてあまりよろしくないのかなぁ。ボコボコ打たれる子供がかわいそうだなぁ。」と思います。
道場のK先生の見解
1.2.3どれも正解
絶対的にしてほしいのは2である。1は出来て当然なので地稽古以外の時にしっかり教えてやればよい。修正などにおいて実施するのには必須。3はメンタルの稽古にはもってこい。もちろん限度はあるがいろんな技やいろんなタイミングなどで打って行ってやることでこどもに興味を抱かせる(真剣に剣道をやっている子なら)・・・。好奇心じゃないけど「先生、こんな技してたな・・・」「あの面どうやったら打てるんやろ・・・?」的なことです。考えることが出来るようになる。
確かに私も地稽古で娘に「構えてから半歩ドンっ!と踏み込み、相手の止まった瞬間を狙って打つ面」を打っていたのですが、それを娘が試合練習でやってるんですよね。教えてもないのに・・・。見て覚えるってことです。H君も私が小手を打って顔を右に傾けるんですが・・・やってますよね。教えてもないのに。
なので元立ちって大切なんですよ。また意外と子供は先生の立ち回りを見ているということです。下手なことはできませんね。
H君の入賞で娘のH君弟も闘志に火が付いていると思います。「次は私!俺!」
娘も弟君もオモテには表しませんが間違いなくどこかには大炎が渦巻いています。
良い傾向です。こんな感じで刺激し合いながら強くなっていきましょう。さぁ早速来年の3月には試合が開催されるようです。ローカル大会ではありますが念願の試合、ましてや個人戦。次はここに照準を合わせますよ。3月までその他の試合がないのは残念ですが仕方ありません。出れる大会をありがたく思い、頑張って稽古しましょう。
それにしてもモチベーションの維持って大変ですね。半年後の試合まで保てるかどうか・・・?大丈夫です!H君、娘、H君弟の3人は出来る!いや、やってもらう!!
一緒に楽しく頑張りましょう。
さぁ、剣道楽しみましょう。