久しぶりの近況報告
最近は外野の事ばかりでみんなの近況を書けていなかったので久しぶりに書きましょう。
まずはH弟ですね。
彼は器用なのか不器用なのか全く分かりません。面打ちも「上体が先になっているからまず、今!って時に足を(右足)を出して面を打って行け!そのためには左足をいつも踏ん張っていろ!」といっても未だに出来ません。でも、相手の竹刀を抑えて、面を打ちに行き寸前で止めて、避けた竹刀の裏側から横面を打ちなさい。でしっかり残心(アピール)しなさい。でないと、審判はたまたまだと思うから、しっかり狙って打ったんだというアピールしなさい。という難題をあっさりクリアします。
誰よりも習得が早い。小手面返し胴も理解が早い。で体現も出来ている。
きっと彼は「試合巧者」タイプなのかもしれません。どんどん試合をさせて強くなっていく子なのかと・・・。
とはいえ、10月の大会に向けて、細かな技よりしっかり攻め合いから面が打てる!ここが最優先です。面があるからその他の技が生きてくるわけで。今はひたすら私と相面をやっています。構えて起こりを狙って右足始動の面!ひたすらこれです。
私とやってる時に出来ても、試合などで出来ないと意味がないので試合を想定しながらや、ただやみくもに打たしたりと、いろんな打ち方で実施しています。
彼には「構えて」-「攻めて」-「打つ」の「打つ」の部分を今は徹底していき、夏ぐらいから「攻めて」の部分をやっていきます。なので今の時期はひたすら打って打って打ちまくってもらいます。
次にB君
剣道自体は明らかに変わっています。もちろんいい方向に。道場と特訓稽古をはじめてもう2年目です。基本も出来てきて、正しい打ちが出来るようになって、何より意識が変わりました。非常にいいことです。
彼は「正しい剣道」「試合に勝つ」この2つを目標に頑張っていますが、時間が足りません。本人も自覚しています。やっと「正しい剣道」が少しできてきたところに「試合に勝つ」を同時進行すれば崩れていきます。難しいですが、彼は面一本に絞って教えていきます。面をどのタイミングで打つのか!有効打突箇所に確認をそこに持って行く攻めや仕掛けを教えていきます。もちろん私との相面は必須です。
でも、やる気が一番あるので吸収は早いようです。何とか頑張りましょう。
最後に娘ちゃん
やっていますが・・・。内容の問題ですよね。必死になっているか?変わろうとしているか?まだまだ足りない様子です。今までの稽古をこなしている感じです。
まだまだ自覚が足りない・・・。そんなところでしょうか?
そして最近この3人で試合をさせました。
H弟VS娘は娘の瞬殺。H弟VSB君はB君の圧勝
娘VSB君はB君が3分間の末、2-1で勝利。
更にはH弟、面を付けて半年の子に2分間で1本しか取れず・・・。
娘は今まで負けたことがなかったB君に負け。ずっと年齢は上でも、実力は下だと思っていた子に負ける。
やっぱり・・・・。そういうことです。今一度原点に返る必要があります。割と深刻な問題です。3人にはこの時期にもう一度喝を入れる必要があるようですね。
「気持ち」
必死にやる気持ち、優勝する気持ち、絶対に勝つという気持ち・・・
知らず知らずこの気持ちが薄れてきて「まぁいっか」「これぐらいで・・」
また今の状態ではやばいという危機感がH弟と娘には欠けています!
試合でもボコボコにやられていい機会です。「お前ら、優勝目指してるんだろ!?」
娘ちゃんはあの時のような燃え滾る気持ちが欠けています。H弟は1年前のひたすら我武者羅に稽古していた必死さが欠けています。
結局B君はあなた達に無い燃え滾る気持ちと必死さがあるから、結果が出てきているんです。ここ最近の彼は素晴らしいの一言です。
毎回全力で本気でやっている。言われたことを稽古で必ずやる。気持ちが全面的に出ている(声や動き、態度)この感じ・・・・。数年前H君を見ているようです。
そう、B君も10月の大会を狙っています。私が勝手に「ベスト8」と言いましたが、ベスト4狙えるんじゃないかと言う期待が高まります。いや、もっと上とか・・・。
もう一度3人にお話しですね。
昔よくしました。みんなで目標の共通認識。その為にはどうするのか?円陣を組んで話ししました。こちらの想いと君たちの想い、父ちゃん母ちゃんの想い・・・。
暑苦しい少年漫画チックですが、子ども達にはこれが効きます。一気に士気が高まります。久しぶりにやろうかなぁ~。
とにかく今のこの時期に今一度ふんどしを締め直す必要があります。
喝を入れ、「気持ち」を奮い立たせないとまずいですね。
さぁ、剣道楽しみましょう。