GWの総括
最近は実戦型の稽古と試合稽古をやっているので、試合感覚が付きだしたような気がします。タイミングや相手が出るところが分かりだしたようです。そこで自分の綺麗な打ちが出来るか!というのが大事なんですよね。だからこそ基本稽古も併用しないといけません。実戦オンリーだと形が崩れていきます。通常の倍、時間も内容もしんどさも増えますが、目標が「正しい剣道で勝つ」なので妥協できません。
また同じ意識の元、集まった子供たちなのでしっかりこちらの意図を理解してくれます。最高の教え子です。ともに頑張りましょう。またオヤジ連中も協力してくれて助かっています。H君やB君の父ちゃんもしっかり防具を付けて元立ちをしてくれますし、Oちゃんの父ちゃんも鍵開けや設営を手伝ってくれてます。
また母ちゃんたちも差し入れなど協力してくれて本当に感謝です。
これが私が前から言っていた「三位一体」です。強くなる子の条件。
子どもと親と指導者がお互いにウィンウィンの関係で、お互いに矢印が向き合ってできるトライアングル。
・・・あと小学2年生のOちゃん。この子もGW稽古には休まず参加していました。あと数か月様子を見て、変わらず特訓稽古に参加を続けて、覚悟が決まっていれば正式に加入させようと思います。この子は本当に癖のない綺麗な面を打ちます。話も聞いてくれて頑張り屋さんなので先が楽しみです。頑張れOちゃん!
B君は5年生になってからの参加なので基本が抜けています。彼は実戦より基本メインでやっていきます。正しく打てるまで時間を要するでしょうが、覚悟が出来ているので彼ならやってくれるはずです。遅れた時間を必死に取り戻しましょう。
H君は中学生になり、骨折の治療や部活練習が時短になったりと思うように稽古が出来ていないようです。彼はひたすら私と地稽古をし感覚を取り戻し早い剣道に慣れてもらいます。まずは骨折前の動きや感覚を戻すことが優先です。
娘とH弟は良い感じです。この2人はひたすらしんどい稽古を反復させます。本人たちはしんどいですが、スピードを付けてもらいます。ここでいうスピードは試合の組み立てのスピードです。まだまだ強くなります。強くさせます。頑張りましょう。
初心者から今の今までずーっと私が見てきた子なので・・・私のすべてを注入するつもりです。頑張れよ!
ある程度、稽古内容も固定できてそれぞれの課題も分かってきたのでこれからの指導の目途が立ってきました。あとは出稽古や練成会で他団体の子との試合です。今までの成果を発揮する場を作らないといけませんね。
順調にいけば、この夏には5名になります。娘・H君・H弟・B君・Oちゃん・・・
いや~大所帯になりました。当分は増やさない方向にします。指導者の数が足りませんし、なかなか目が行き届かない。この5人で夏合宿を開催します。このGWでの稽古でやらないといけない事が分かりましたので、この合宿で完全体に仕上げていきたいですね。合宿の目的は技術云々よりは絆や思い出、自信などメンタルの部分が成長出来ます。さぁ、6月の合同稽古の結果をもとに稽古内容を考えないといけませんね。
さぁ、剣道楽しみましょう。