スポ少交流大会予選
4日はH君の試合でした。会場には人数制限があり監督、保護者、選手だけだったので娘はH君弟とのん気に近くの公園で遊び倒していました。
コロナ渦で参加団体も少ないのかと思いきや結局辞退した団は1団体だけでした。久しぶりの大会でみんなギラギラしていましたね。いい大会になりました。
兎にも角にも滞りなく大会が出来て、問題なく閉会したことが何よりです。大会関係者様お疲れさまでした。
さてH君はという・・・4年生から剣道をはじめ、強くなりたい一心でひたすら稽古しました。私も娘同様に彼を指導してきました。練習日以外にも一緒に稽古をして頑張ってきました。この日のためにきつい稽古もしました。
結果はベスト4!!入賞です!!
強化選手にも選ばれました!!
半年前では予想だにしませんでした。周りの関係者も「ん?誰あの子?」的な感じでした。聞いたことないなぁ・・・H君?
ダークホースとはこのことですね。あれよあれよと準決勝の舞台まで駆け上がりました。
素晴らしい試合でしたね。1回戦は緊張していましたが次第に緊張も解けてきて本来の試合が出来てきました。準々決勝で練習してきた小手を決めたときはH君父ちゃんと2人で泣きそうになりました。自分より格上相手によくやりました。少ないチャンスをしっかりモノにできました。これもH君の努力の賜物です。
準決勝も一本取られた後も小手を決め、最後には面を取られましたが、取り返すことが出来ましたし次につながる負けとなりました。
この大会のために面の完成度を上げ、間合いや打てる足をすぐ作る稽古をひたすらしてきました。また試合で勝つために小手技も死に物狂いで練習しました。なかなか出来ずに悔し泣きしていた彼を知っているだけに本番でばっちり決めた時には・・・・
思い出しただけでも込み上げてくるものがあります。
ほんとによく頑張りました。半年前では考えられない結果です。すべてH君の努力です。彼がメダルと賞状を得ることができて本当にうれしかったです。
よく考えてください。4年生から始めた子が強豪スポ少で1年から始めた子に勝つんですよ!これは並大抵の努力ではできません。たかだか2年間で追い越してしまったんです。
まさに努力は報われる。稽古量は裏切らない。を目の当たりにした瞬間でした。
全体的な試合の感想は練習不足が目立ったように思います。去年強かった子が今年は伸びていなかったり、試合感覚が鈍っている感じです。具体的には合気になれていない。面が空を切る。などが多かったように思います。
けど・・・やっているところは強かったですね。2団体強いところがありました。ここはコロナ渦でしっかり出来る範囲で稽古したんだなぁと思いました。やっているだけあって竹刀もしっかり振れてて足も動いています。したところとしていないところの差が如実に出た印象です。
さて来年の娘ちゃんの4年生の部は・・・。
忘れてはいけません。H君3位で気が動転していましたが、しっかり見てきました。
では早速、
まずこの部門(4年生の部)は上級者と下級者の2組に分かれます。下級組は当てっこ剣道ですね。自分から攻めることはあまりなく、待ち剣です。上級組はしっかり攻めて打てている。当てるのではなく打っている印象です。また足さばきがしっかり出来ている。上級組がもちろん上位独占です。当たり前ですね。
ただ去年もそうなんですが、いるんですよ。上級組の中に頭一つ飛び抜けた選手!!
毎年2人はいます。今回もM君とS君2人いましたね。結局決勝戦はこの2人でした。
他と何が違うかというと「試合巧者」の一言に尽きます。
打つべき機会を知っている。打つべき機会で技が出る。具体的に言うと相手が面を打ってきて、それを竹刀で避けて体当たりの反動を使っての引き胴。また面を打ってきた相手を竹刀で避けて体を入れ替えて引き技とかですね。足が動かないとできない技であると同時に避けるのと攻撃がセットになっている。ここ大事です。試合巧者になるには絶対押さえておかないといけないところです。これは経験がものを言います。
結局は竹刀を正しくたくさん振って、しっかり足さばきが出来て、試合をこなす。
それに付随し、いつでも打てる足を作るために円の打ち込みや追い込みなどですね。
・・・まぁつまり特別真新しいことをする必要はなく、今の稽古をひたすら繰り返しすると自ずと結果が出るのかなと。私が出来ることはひたすら出稽古の約束を取ってくることかなと思います。
来年を見据えてやっていきましょう。
ひとまずH君本当におめでとう!!よくやった!
さぁ、剣道楽しみましょう。