不信感と嫌悪感と虚無感
なんと、なんと残念な知らせが・・・
今月4日に行われる市のスポ少交流大会において、本戦である「全国スポーツ少年団剣道交流大会」の中止が発表されました。地元も剣連の事務局から「全国大会はありません。ですが予選は予定通り行います。参加不参加は各団の自由です。」との連絡がありました。
訳すと「全国大会ないよ。予選はあるけど勝っても全国大会には行けないよ。どうする?」
このように聞こえるのは私だけ?
来年(今年度)の全国大会中止も残念ですが、何より「参加不参加は自由」ですよ。って・・・今まではこの大会に賭けて稽古してくるのが通例でしたが、今回はちょっと今までの熱い大会のようにはいかないようですね。実際に2つのスポ少は今回辞退するみたいですし・・・。憎っきコロナ君。
まぁでも条件が変わろうと試合は試合です。わが団のH君はこの試合に向けて稽古してきました。出せる力を精いっぱい出して今の自分をぶつけてきましょう!
昨日のスポ少なんですが・・・なんだかなぁ・・・・
昨日は娘もスポ少でした。練習の最後に試合稽古をしたのですが・・・
H君と娘ちゃん2人揃って2本負け。
格下の子に2本負けですが、私から言わせば、いや、私の後輩先輩から言わせば、もっというと団長先生以外の人から言わせば2人とも2本勝ちです。
団長先生の疑惑の判定。好き嫌いでの判定。
判定に文句を言うのは三流だ!と言われようが関係ありません。事実打った子本人も「えっ!?」みたいな反応です。
H君は当てただけ、残心不十分の引き胴と面金に当たった右手打ちの面にやられました。
娘は娘の面がモロ乗りでしたがなぜか後手の出小手に2本とも負けました。
こういう審判をされると困るんですよね。勝ったほうも負けたほうも。
勝ったほうはこれで一本取れると思ってしまうし、負けたほうは今のでも旗が上がると思うと臆病になってしまうんですよ。どちらにもよくない判定です。
勝った2人は団長チルドレン、負けた2人は私チルドレンなんです。なんとなくですが周りも気づいています。もしかしたら団長先生の思念が出てしまったのかもしれません。
「私の言うことを聞く子に勝たせてあげたい」
もしくは勝った子は4日に試合があり、いいイメージを持たせてあげるためにこうなったのか?とも思いましたがH君も出ますし!!
うーーん。
H君の試合の判定では団長先生以外の指導者は「えっ!?」みたいな雰囲気でした。二本目の面金の面もみんな首をかしげていました。
娘の試合でもみんな失笑ですよね。私は笑いましたよ。笑うしかないでしょ。
不信感は毎度のことなので慣れましたが、H君のメンタルが心配です。もう三日後試合なのに不本意な判定で気分的に落ち込まないだろうか・・・。臆病にならないだろうか・・・。試合終わりにH君や娘を呼びつけて「大丈夫。今のは負けていないよ。でも誰が見ても勝てるようにならないとね。悔しいだろ?負けてない負けるの。今の結果は忘れて、さぁ、次いこ!」と言いました。2人も泣いていました。
可哀そうですね。
娘が帰りの車中で「なんで私の面が当たったのに相手の旗が上がるの?」と聞いてきました。子供の前では団長先生をディスらないと決めてますので「うーーん。じゃあ次からだれが見ても間違いのない完璧な面が打てるようにすればいいんじゃない。」と苦し紛れの返答。
こんな質問子供にさすなよ!!
ふぅ。
まぁいいんですよ。分かる人が見れば分かります。どちらが勝ったのか。どちらが強くなるのか。唯一の心配は納得できない判定で負けた子供たちのメンタルです。
こんなことが二度と起こらないようにしないといけません。
さぁ、剣道楽しみましょう。