同志
さて最近の娘はというと・・・
何だか楽しそうに剣道している様子です。相変わらず道場にはH君兄弟が来て稽古をするのがうれしいらしく週3回休まず行っています。最近はその道場のY君となにやら相談し私に「日曜日の大人の稽古にも行く!」と言い出しました。
うれしいことなのですが日曜日に稽古に行くということは私も参加しないといけないし朝からなので起きれるかどうか心配です。
でも娘のやる気を削ぐことはできませんので日曜日の稽古にも親子で参加しましょう。
こうやって楽しそうに剣道してくれているのは私にとって、とてもうれしくこの上ない状況です。いつまで続くのやら・・・
どこかの文献で「週4日以上稽古をしている子は剣道が好きになる確率が高い」と記されていました。確かにそうで娘にしても週2回の頃は道着を着ることが苦痛で嫌そうな表情を浮かべ着ていました。今は笑いながら当たり前のようにササッと着ます。正装のような感じです。いろんな人に見せたがりますし、結び方のこだわりも出てきたようです。
剣道が強くなるためにはまず剣道が好きになることが大事です。娘も剣道に「嫌い」という感情はないようです。どんどん好きになってください。
結局のところ小学生は自我の芽生えも確立も不十分で、「仲間意識」と「楽しいこと」を軸に自分というものを作り上げていきます。だからこそ大事なことは「仲間」です。
剣道を楽しく出来るのも「仲間」が来るから、日曜の大人の稽古に参加するのも「仲間」と一緒に話して決めたから。
剣道をしていく上で、続けていく上で、上達する上で大事なこと「指導者」「環境」「親」「仲間」だと感じます。
私自身も仲間(ライバル)がいたから練習できたし、特に団体戦では如実に仲間意識が出ます。大将まで繋げる意識で挑んでいましたので途中次鋒が負けると中堅、副将が何とか取り返す。何とか大将に繋ぐ。
ここで負けた次鋒や、繋げなかった中堅、勝負を決められなかった副将は後に「自分が勝っていれば・・・」と後悔の念を抱きチーム皆に「申し訳なさ」が出てくる。そこで足を引っ張るわけにはいかないと「やる気」を奮い立たせていたものです。
剣道人口が減少している昨今、今の「仲間」は貴重です。この先もたくさんの仲間を増やしていくように願っています。
細かいことを言うと「仲間」にもいろいろ分類されます。極力自分の考えに似た仲間が小学生のころにはいいでしょう。中にはさぼり癖のある子もいるでしょうし、志の方向性が違う子もいますので流されないようにしましょうね。
剣道をしたい!という同じ目的の「仲間・同志」と切磋琢磨して成長しましょう。そのためなら私も日曜稽古の早起き頑張ります。
さぁ、剣道楽しみましょう。