おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

対人感覚

さぁうちも緊急事態宣言の波を受けてます。剣道が5月6日までできません。約1か月ですね。深刻な問題です。

批判覚悟で言わせてもらえば・・・

そんな「今は素振りなど出来ることをする。また精神鍛錬の時期だ」「再開の時までしっかり準備しなさい」「今一度自分の剣道を見直すチャンス」などというのは短期間の場合の話でしょ?稽古が1週間ぐらいできないときの話じゃないの?再開時期が明確にわかっている場合じゃないの?

 

現在再開時期も不明で延長の可能性が高いんですよね。一か月以上ですよ!長い人は2~3か月自粛しているわけで・・・そんな状態で上記の「きれいごと」では済まされない状態です。2~3か月も素振りするんですか?2~3か月も自分の剣道を見直すんですか?再開時期も不明なのに再開の準備をするんですか?

 

政府の判断に背くつもりはなく、しっかり対策を取った上で出来る限りの稽古をするべきです。もちろん親子でですよ。外部の人はダメです。私と娘の2人だけで身内が経営する建物があります。そこは土日休業で2人が稽古する広さは確保できます。土日の夜に使わせてもらう交渉をしました。そこは倉庫のようなところですが床がフローリングで照明もあり、雨風がしのげて申し分ありません。

それなら家にいるのと変わりありませんし、外部の人と接触する事もありません。娘と車で移動し、勝手にカギを開けて練習し、掃除や消毒をして施錠して帰るだけです。

娘と二人で稽古して帰ります。接触は娘以外ありません。

 

ちょっとやりすぎじゃないかと思うかもですが・・・ここまでしないといけない状況なような気がします。もちろん素振りや体力作り、俯瞰で自分の剣道を見直すというのも大事なんですが、やっぱり剣道は対人競技ですので対人感覚が鈍れば振れている竹刀も当たりません。私も10日程度の自粛で再開がはっきり分かっていたらここまでしません。

 

今は我慢の時ではなく知恵を絞る時期です。私の剣道仲間もたくさんの知恵を絞ってます。(娘息子が剣道をしている同じ境遇の仲間)

自宅のリビングの家具を取っ払って練習している人や、それこそ自宅の庭や駐車場で防具を付けて稽古しているところもあります。考えていることは一緒で「対人感覚を維持する」ということです。

ある方は剣道で大切な下半身は縄跳びで鍛えなさい。上半身は素振りをしなさい。当たり負けしない体幹を鍛えなさい。・・・というけど結局は縄跳びや素振りや体幹などは剣道の稽古をしたら体幹も付き、下半身も強化され竹刀も振れるわけです。

 

剣道が出来ないと嘆くよりも知恵を絞り安心安全に稽古が出来る環境を作り上げることが大事です。かといってどうしてもそれが出来ない家庭もあります。「指導者」問題です。こればっかりは残念ですが出来ません。親が経験者や指導者なら良いですが、未経験の親の場合は指導はできません。でも元立ちぐらいはできるでしょう。そう元立ちをしましょう!「面がない!」買いましょう!!「打たし方がわからない!」子供に聞きましょう!!「何をしていいかわからない!」ひたすら打たしてあげましょう!!

 

何度も書きますが剣道は体に覚えさす「感覚」を重視したスポーツであり、また反復を要する鍛錬スポーツです。

感覚が鈍ると取り戻す期間が必要ですし、感覚を忘れてしまうことも考えられます。

 

子供に面を打たしてあげましょう!あなたの頭を差し出してください。きっとそれを機にたくさんの発見があるかもしれませんよ。

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。