差をつける
私が住んでいる市のスポ少剣道の状況として
3月の頭から23日までの3週間と4月の2週目途中からとりあえず27日までの16日間
だいたい一か月半の自粛期間がありこの期間中は剣道の稽古が出来ません。
私の市では知っている限り9割近い剣道団体が自粛しています。1団体「ん?あそこやってんじゃね?」と思うところがあるぐらいです。しかしほぼすべての剣道団体が長期にわたり自粛を余儀なくされています。
もしかすると自粛期間も延長される可能性が高いようです。
国の方針ですので仕方ありませんが剣道から離れるわけです。
しかしこの40日間(自粛延長されれば60日間?もっと?)はとても大事だと考えます。この期間に何をしたか?どれだけしたか?誰としたか?で、ものすごく差が生じると感じています。特に(3年生以上)は如実に剣道に出ると思います。・・・というか実際出ています。
3月頭からの3週間剣道自粛期間があり23日に当時やっと自粛解除となり久しぶりにスポ少の稽古にみんなが揃いました。
その時の稽古で「差」が見えだしていました。まずすぐわかるのが「竹刀の振れている子と振れていない子」これは一目瞭然です。
次にスタミナですね。3回の切り返しで「息があがる子」。
あとこれは微妙なんですが地稽古などでタイミングというか・・・ここ!という時に面がしっかり前で打って行けるかどうか。つまり出頭をしっかり狙えているかどうかですね。感覚の問題です。
長期の休みはこの3つの事項が減退します。この減退は致命傷です。
また素振りをした子でも素振りだけなので腕の力だけついて足(下半身)の力はついていないパターン。これよくあります。なので体のバランスが崩れて剣道感覚がマヒする。またタイヤうちの場合は靴を履いていると実は意味がないんですよね。床で裸足でタイヤ打ちをするのがベストです。と言いながら大体が屋外にタイヤって置いてますよね。なんでも、踏み込みがきちんとできない。靴底のゴムが無駄なブレーキを掛ける。など色々あるみたいです。
3週間でこれだけ差が出ます。これが40日間やそれ以上となると想像できません。
でも我慢して今できることをやる。というのですから指導者や剣士を持つ親御さんは事の重大さを再認識する必要がありますね。
とりあえず素振りさせておこう・・・うちはタイヤがあるから外でタイヤ打たそう・・・という考えは甘い!ということです。ちなみにうちは家の廊下で私と娘とで防具を付けて稽古をしていますよ。狭い廊下ですが長さがあるので面打ちぐらいはできます。毎日はできませんが週に3回は実施しており、剣道の対人感覚を忘れないようにするのが目的です。
これから剣道自粛期間が続きます。自粛期間中に「力を付ける」「差をつける」ことが出来るようにしましょう。
さぁ剣道楽しみましょう。