稽古量
うちのスポ少はお盆休みが一週間あります。実質10日剣道がお休みです。羨ましいですね。私の頃では考えられない休みです。せいぜいお盆休みは3日で、その3日の振替稽古があったぐらいです。
今回は剣道の稽古時間について考えていこうと思います。
私の県のスポ少平均練習時間は一回1時間30分×週3回です。
その他、週4回のスポ少(A・B・C・D)4団体。週6回の道場(S)1団体
A・・・公には週3回の練習ですがレギュラークラスの子は週4回です。
B・・・これも公には週3回で、自主練と銘打ち週4回.
C・・・ここは週3回ですが、学校体育館の利用状況の関係で1時間半練習した後、近くの施設へ移動し、1時間の稽古を実施しています。
D・・・は1時間半の稽古を週4回です。
Sに関してはほぼ毎日道場を開放しているというスタンスです。なので毎日稽古できます。そしてレギュラークラスの子はほぼ毎日稽古しています。
まぁ、当たり前なんですけどやっぱりこの5つの団体は強いんですよね。こう考えると当然練習たくさんしてる団が強いということが立証されました。
Sは安定して毎年強いです。AとCも強いです。ここはチームワークが格段にいい印象です。やっぱり難関を突破している者同士、思うことは一緒なんですかね。
Bも強いですよ。ここは遠征などバンバンやっています。Dは基本重視の剣道です。なので試合に勝つというよりかはまっすぐな剣道をしてきます。試合に勝てないといってもA,B,C,S以外には普通に勝ちますよ。
この際、「子供の集中力維持可能時間は60分」や「稽古の質」はさておき、やっぱり剣道に触れている時間、面を付けている時間が長ければ長いほど技術的にも伸びやすいのかなと思います。面を付けての活動量が多い子と少ない子では体の動かし方にも差が出てくるように思います。また、剣道に触れている時間が長いことそうでない子では剣道に対する思いや考え方が違ってくるように思います。
ちなみにBとSは指導力(稽古の質)も県内随一ですので今はこの2台巨頭ですね。
確かに短期集中の稽古のほうが効率がいいと思うし、面付の稽古がすべてじゃないと思いますが、やればやるだけ強くなるということなのか?
でも、私は稽古量は試合の勝ちに比例していると思っています。素振りもそうで大して上手に振れてなくても回数を多く振れば何かが変わってきます。面を付けてダラダラ稽古していても意味ないように思えますが何かが変わってくるんではないでしょうか?
また、精神的なもので「自分はみんなより稽古している」というマインドコントロールに近いものが生まれるのではないでしょうか?
そら、たくさん良質の剣道をするのがベストですが、スポ少って練習時間や練習日が決まっているので好き勝手にできないんですよね。なのでSは全国区の強さなんですよね。
私自身が「稽古した子は強い」「強い子は自分より稽古している」という概念で育ってきたので、やはり強くなる条件は練習量だと思ってしまいます。
が、しかし最近は「指導力」「保護者」などの条件も付随してくると思います。
たくさん稽古しましょう。きっと稽古量は裏切らないと思います。
もし、稽古をたくさんして負けることがあるなら理由は2つ。
・勝った子のほうが稽古している。
・指導力(先生側の問題)
さぁ、剣道楽しみましょう。