実績
さてコロナ第二波のおかげで年内の剣道の試合も怪しいですね。現段階で10月までの試合が中止ないしは延期になりました。高知県や広島県で開催される大会もどうでしょうかぁ・・・
試合がないこの期間にすることは・・・そう基本練習です。
道場もこの夏は基礎体力や基本の徹底に費やし、秋ごろから面を付けて稽古を始めるようです。長い剣道人生で基礎基本は絶対条件です。
スポ少は相変わらずですね。面を付けてバリバリやっています。熱中症で倒れますよ!
最近は30℃を超える日が続いてますので十分に注意が必要ですが・・お構いなしです。
打ち込みの嵐。試合稽古の嵐。地稽古の嵐。・・・まぁこれで強くなるんならいいんですけど・・・後退している気がします。いや、後退しています。
対外試合でどのような結果が出るか楽しみです。多分我がスポ少は当てるだけの剣道は上手になっているでしょうね。いわゆるチャンバラ剣道。なので低学年の子は勝つんじゃないですか?高学年は勝てないでしょう・・・まぁまぁ・・・楽しみです。
娘はというと・・・
週3回道場でド基本を稽古し、週1回親子で技の稽古などして、そして週1回スポ少に通っています。なかなかのハードスケジュールですが「基本を3日、実践2日」の練習が効果的に身についているようです。
娘の感覚的に「道場で稽古を積んで、親子の稽古で技を覚えて、スポ少で試す」という流れがあるようです。非常にいいことであり、娘の「きれいな剣道で勝つ」の勝つの部分を稽古している感じですね。
娘を出汁に使って申し訳ないんですが・・・私がいまいち指導で団長先生に割って入れない理由として「実績」というものがあります。指導者においてこの「実績」は、その人の指導力や影響力を大きく左右します。実績があれば例え異議を唱えられても「いやいや、このやり方でこの成績を収めています」的なことが言えますし、逆にないと何も言えません。私には今育て上げた剣士はいません。この先存在するとしたら「娘」です。
育て上げたというのは小学生時代を(6年間)ともに剣道に費やし、お互いに師弟関係があることを指します。このことから唯一初心者から指導をし、いまの今まで指導している子供は「娘」だけです。なので娘がなんらかの結果を残してくれればその結果が私の「実績」になるのです。別に娘に重圧をかけるつもりはありません。娘の知らないところで私が勝手に思っているだけです。極端な話だと「面返し胴」です。
団長先生と私とでは教え方が異なります。
団長先生の面をよけて、踏み込んで胴を打つのに対して私は右足を前に出してよけて、左足の引き付けで胴を切り、左手を離し竹刀を抜く。です。
娘には私の打ち方を教えていますが、練習中に注意されます。「しっかり踏み込まんか!左手を離すな!」しかし娘は私が教えたほうで練習を続けています。
公式戦で娘がこの面返し胴を決めてくれれば「実績」に代わります。
踏み込んでの面返し胴はタイミングが遅れるため抜けません。間違いなく一本にならない自信があります。
実績があれば面返し胴の指導において正解と不正解を提示できますし、実際に一本を取ってくれた「証拠」が手元に残ります。「これで一本取ったよ」と言えば納得できます。
ゆくゆくはこの指導法で娘はこんなになりました!と胸を張って言えるようにしっかり指導していきます。
さぁ、剣道楽しみましょう。