THE剣道
昨日はスポ少も道場も休みだったので親子で体育館を借りて稽古をしました。毎週この日は親子で秘密特訓しています。
すると剣道バカ・・あっ剣道好きのH君兄弟(スポ少の6年生と2年生)も参戦しました。H君の父ちゃんも道着を着てやる気満々です。
H君の父ちゃんは剣道経験者で私と指導についての考え方が似ていて意気投合しました。毎週この曜日は体育館を借りて一緒に稽古しています。
弟君はひたすら面打ちと切り返しを父ちゃん指導のもと頑張っています。
娘ちゃんとH君は基本打ちからの実践技など黙々と稽古しました。そこで2人には以前から稽古に取り入れたかった「縁を切らない」を実施してもらいました。
例えば相面3本・・・一回一回休まず3本打ち終わるまで縁を切らない。
言葉の説明は難しいので分かりやすく伝え私が実際のやって見せました。こういう時H君父ちゃんが来てくれて助かります。
子供たちも何となく「気を抜かない、休まない、打って終わったらすぐ構えて攻める」
ってことかなぁ・・・で理解してくれました。
だれか「縁を切らない」を子供に刺さる伝え方あったら教えてください!!
相面と出小手(上からと下から)面返し胴、相小手面、面体当たり引き面
を3本ずつ交代でやりましたがすべて「縁を切らずに打つ」を徹底し稽古した結果・・
めちゃめちゃしんどいそうです。でもそういうことです。
普段しんどくない稽古内容がしんどくなるということは・・・
まぁ普段のスポ少で「縁を切らない」と教えてもらったことはまずありません。出来なくて、知らなくて当たり前ですが・・・
今後剣道で上達したなら知っておくべきです!縁を切ると3本なんてしんどくない。でも上達するために縁を切らず打つとしんどいんです。
楽して上達しませんから。
「縁を切らない」=緊張感をもって打てる。次の体勢が整うのが早くなる。集中力があがる。
以上のことからする、しないでははっきりと差が出ます。
この縁を切らないということを無意識に理解させれたら剣道も変わってくると思います。
その証拠に稽古の最後に2人に3分間の試合をさせました。
以前は途切れ途切れだった試合の流れが引き締まった試合内容になりました。有効打突機会も多少は増えたようです。「THE試合」になってきています。
どんどん続けていけば試合巧者になりそうな感じです。H君の父ちゃんもいい試合だったと太鼓判です。
弟君はひたすら竹刀を振り、面付初心者組の中では頭一つ抜け出れるようにしましょう。
さぁ、剣道楽しみましょう。