反旗
笑っちゃうぜ!
昨日のスポ少の稽古での出来事。
体操や素振りなどを終えて19時から面を付けての1時間練習でした。以前は1時間半でしたが空気を読んだ団長先生が1時間に時短しました。30分練習して面外して5分休憩、さらに面を付けて30分練習という効率の悪い練習体勢です。
というか面付稽古は20分ですよね?
娘には「スポ少での練習ではしんどかったり、息苦しかったりしたらすぐ団長先生に報告して面を外しなさい」と伝えています。
昨日の練習では前半の30分を終える直前に息苦しくなったらしく団長先生に報告に行きました。その時の会話が・・・
娘「息がしんどいです」
団長「どう、しんどいんや!」
娘「・・・・・」
団長「何がしんどいんや!ええっ!?」
娘「息がしんどい・・・」
団長「もうええわ!休んどけ!」
こんなスポ少団体、なくなればいいのに!!
団長先生の考えとしては「みんなで練習してるのに一人だけしんどいと訴えることが輪を乱す行為である」もう一つは「みんなしんどい。自分だけ休んで苦痛から逃げている」そして「休みたいがために嘘をついているんじゃないか?」
普段の稽古なら私も上記の考え方です。ただ今は状況が違うでしょ!面マスクして面を付けた上に長時間の練習。しんどくない方がおかしい。ましてや子供たちは恐怖政治で体調不良を訴えれないんですよ。
そして娘は5分休憩が終わっても休んでいたので、団長先生が「なにしてるんや!はよ面を付けんか!」とご立腹です。やれやれ・・・・
娘が団長先生に「面マスクを付ける苦しいです。」というと「みんなつけてやってるやないか?」の一辺倒です。しばらくして娘が泣いてしまったので、「もうええわ!休んどけ!」ということで一件落着。
私的には今のスポ少の練習は無意味だし、内容もひどいものです。胴さえもまだ打てないのに逆胴を教えたり、またその逆胴を踏み込んで打ったり、つばぜりから相手の竹刀をたたき落として引き面を打ったり・・・
やるだけ剣道がヘタになっていくような練習です。なので娘が途中で練習を休むことは賛成です。
なので私がしたことは・・・
泣きながら休憩している娘に「こっちでパパと練習するか?」というと娘が「道場でやってる稽古したい」と言いました。
娘も意識的にスポ少の練習はあまり意味を成さないことを感じているんでしょう。今できる最善の稽古がしたいんです。
なので打ち込み棒を使って打ち込みをしました。
「面打ち~5連続の面打ち~拍子を変えての面打ち~面打ち」
残りの30分休憩をはさみながら、ひたすらこの追い込みをしました。もちろん当たり前ですが団員の誰よりの足を使って、なおかつ竹刀を振っています。ほかの子は地稽古で手を抜いているし、足は止まったまま。最後の団長への打ち込みも手足バラバラで走りながらの右手打ち・・・
練習内容、効率すべてにおいて・・・・勝ったな。
多分スポ少の保護者(一部の団長信者)と団長先生は不愉快だったでしょうね。
団長先生の指揮する練習を辞やめて、私との稽古を始めたんですから。反旗を見事に翻しました。面白くなかったでしょうねぇ~
だから何度も言うように今は足を動かせるようになっておかないとダメなんだって!数をたくさん打っても足が追い付いていませんよ!団長先生のいわゆる「根性論」は古いんだって!団長先生は子どもたちを強くさせたい。子供たちは試合で勝ちたい。
でもやっていることは真逆のことです。徒競走で見事な逆走!
このやり方である程度「実績」があるのなら多少は納得なのですが・・・この先生が団長に就任してから団体戦は1回戦負け個人戦は2回戦負けがほとんどです。
実績がないのに独自の練習スタイルを貫くハートの強さはどこから来るの?
今私はひそかに娘で「実績作り」をしています。これで気づいてくれますように・・・
さぁ剣道、楽しみましょう。