おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

マジック

3月に入ってから竹刀を3.2から3.4にしました。6センチの違いですが子供からしたら長く感じたり重く感じたりするものなのかと思いましたが娘は問題なく振れているようです。重い?と聞いても「あまり変わらん。長くなって面が届くようになった」とのことです。良かった!違和感なく使用できているみたいです。どんどん道場で振ってくださいよ。

 

さて道場では相変わらず基本に忠実に練習させていただいています。タイヤ打ち1時間に面を付けての稽古1時間。

 

あまり大きい声では言えませんが今の新型コロナウイルスの影響でわが団も3/25まで体育館が使えず練習を自粛していますがそれでも「練習をしたい」と私に相談に来た子がいました。いつも火曜日に秘密特訓を一緒にしているH君です。彼は本当に剣道が好きで4年生から剣道を初めてこの2年でぐんぐん伸びました。多分同学年の普通レベルまで達しています。けどまだまだ基本量が少なく足さばきが出来ていません。H君はもっともっと上達したいらしくその熱意に負けて私がK先生(道場館長)相談しました。するとK先生は快く承諾してくれました。なので現在娘と一緒にH君も道場に期間限定で通っています。

 

H君を一目見てK先生は瞬時に分析し的確な稽古法を教えてくれました。

H君は面を打った時に沈んでしまう癖があり(膝が折れる)そのため抜けが遅い。打突が軽い、打ち切れていないのです。私もスポ少で「左足の引付け」や「体の重心移動」を教えているのですが中々難しいようで修正できませんでした。

今回K先生の稽古でまさかびっくりです!直ったんですよね。K先生曰く「今直ったけど反復して体に覚えさせること」だそうです。

素晴らしいですね。

やった稽古は単純で

「面体当たりして下がる」これを3回繰り返し4本目に面を抜ける。

この時に相手を吹っ飛ばすぐらい体当たりすることが重要です。

たったこれだけでH君の癖の強い面が直ったんですよね。私が何度も直そうとしても直らなかったのが・・・

 

結局は相手を吹っ飛ばそうと思えば体でぶつかっていかなくてはなりません。自分の面を打った勢いをそのままに体当たり・・・この時点で膝が折れる時間がないんですよ。折ろうにも折れない状況です。これを3本打って、そのイメージで4本目に面を打つと体から相手に向かっていけてるので抜けも早くなるし、しっかり打ち切れるんですよね。この時に元立ちの大人は体当たりの時に低い位置で当たってあげることが大事だと教えてくれました。

 

確かにこの練習法は抜けが遅い娘にも当てはまりますのでスポ少に持ち帰って引き続き練習させます。

その他にもたくさんの稽古法を教えていただきました。こういう稽古法を惜しげもなく教えてくれるK先生の偉大さに頭が下がります。

 

H君も指導してもらえる喜びを知ったようでより剣道が好きになったようです。なんせ誕生日プレゼントにタイヤ打ち台をリクエストするほどの剣道バカ、あっ剣道好きですから。

H君が道場に来るようになり娘にもプラスの効果があったようです。競争心と同じスポ少仲間がいるという安心感、道場では先輩になるので責任感などがあり、より楽しみに稽古に行っています。2人が楽しく剣道をして成長できたらこんな素晴らしいことはありません。

と同時に私の指導の未熟さも改めて痛感したのでK先生の剣道と指導をしっかり盗みたいと思います。指導力向上に努めましょう!

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。