剣先が走る

もう3月に入りました。試合もあと2週間後です。念願の試合！娘に至っては今年度最初で最後の大会となります。この試合が終わればＨ君の卒団、そして新学年です。

娘には4年生の剣道をしていってもらいますよ。4年生の剣道の定義とは・・・

まぁ、それは4年生になったときに触れましょう。

最近の娘は・・・ひたすら稽古しています。道場ではタイヤ打ちを45分してその後みんなで800本の素振りです。きついですよね！何がキツイってＫ先生の正面で800本の素振りです。要は気が抜けないし、サボれない。私も子供たちと一緒に振るのですが、正直しんどいです。ちょっと気持ちを抜いてしまいます。それでも最後まで振る子供たちはすごいですね。尊敬です。

この素振りも「打ち切る事」を意識して800本振るので素振りをした時の剣先の位置で出来てるか出来てないか一目瞭然です。それを子供たちも知っているので必死に振ります。これは家ではできません。絶対といっていいほどできません！

みんながいるから800本振れる。Ｋ先生がいるからきちんと800本振れる。

家でどんだけきちんと集中して素振りが出来たとしても200～300本が関の山です。

ただ、この素振りが身体に入れば剣道が変わってきます！打ち切る事を意識して振った素振りは間違いないです。もうかれこれ1か月道場ではこれぐらい素振りをしています。すると娘にしても他の子にしても剣先が走るようになります。実際になっているんですよね！さすがです！スポ少でやっている素振りとはほんとに天地の差です。

そして面を付けて45分ぐらい基本打ちと打ち込みで終わりです。

娘ちゃんに伝えました「今ここでＫ先生の言う事をしっかり聞いておきなさい。そして出来るようになっておきなさい。それだけで十分だよ。」

娘も小さい体で頑張っています。ちゃんと左手にマメを作りながら一生懸命竹刀を振っています。認めてあげないといけません！「君は本当に素晴らしい」

さぁ土曜日の道場の稽古はいつも親子で行っているんですが、私が牡蠣に当たってしまい上げ下げがすごいすごい！当然稽古に行けるわけもなく、娘を嫁さんに任しました。

Ｋ先生との打ち込みを動画で見せてもらいましたが「気合が入っていました」というよりＫ先生の元立ちは気持ちを抜けない。といった方が正しいですね。毎回あれぐらい打ち込みしてくれたら強くなるんでしょうけど・・・仕方ないです。あそこまで素晴らしい元立ちを出来る人がいません。子どもの倍足を動かして、縁を切らず、中心を取っているか確認し打たしてくれて、その都度注意し、修正させながら打ち込ませてくれる指導者はそうはいません。ありがとうございます。

さぁ娘とＨ君の2人はそろそろ試合の調整の段階ですね。2分間を体感させ、ひたすら試合をしてもらいます。もう時間がありませんよ。

さぁ、剣道楽しみましょう。