圧

9月に入りましたが、まだまだ暑いですね！体育館に入るや否や、しれーっと礼をしてそのまま帰ろうかなと思う日々が続ていますが・・・。何とか稽古を頑張っています。

K道場はエアコン完備で面は付けずに基本と足さばきをしています。特訓稽古の体育館では毎回の気温27～33℃湿度65～75％まぁまぁの地獄ですわな。そこで短期集中で実戦稽古をしています。

この前の特訓稽古ではH父ちゃんに指揮を執ってもらいました。普段は私がメインで教えているのですが、たまには新鮮味もいるでしょう！さすが素晴らしい稽古メニューでした。各々の弱点克服。

娘なら打てる体勢を常に作れるようにH父ちゃんがランダムなタイミングで面を飛び込んでくれるのを応じる稽古。

H弟なら手首が使えていないので、その場で10本小手を早く打ってからの小手打ち。更に胴の切り返しを10本してからの面返し胴。反復ですね。

何となくですがその人の稽古メニューの癖がありますね。どこに重きを置いているか。

内容ではなくやり方です。私は「縁を切らない」を主としています。

H父ちゃんは「反復」ですね。K先生は「気持ち」重視です。すべて大事なんですが一度にすべてを詰め込むのはさすがに子供たちが大変です。なので色々な指導者の指導を仰ぐのはとても意味があります。いろんな剣道を教わって幅も出来るでしょうし、良し悪しの区別がつく、新たな発見もありますし、自分で考えることもできる。

たくさんの人に剣道を教えてもらいましょう！

どうやら我がスポ少は12日まで活動休止ということになりました。いい感じですね。引き続き特訓稽古とK道場に2人通えます。K道場で基本・基本力を。特訓稽古で実戦力を付けていきましょう。さぁ、やってみました掛かり稽古！

何となく形になっています。2人ともさすがですね。ただ欲を言うと綺麗に打ちすぎ！

正しく綺麗にひたすら打つのは「打ち込み」です。「掛かり稽古」は泥臭く、崩れた状態からでも空いていたら打ち込まなくてはなりません！二の太刀三の太刀を繰り出していかなくてはなりません。具体的に言うと面を打って体当たりの時に相手を崩しながら横に体位変換し、引き面を打つ。この時に残心をするのではなく、残心で振り上げた竹刀を戻さず、そのまま次の技に繋げていかなくてはなりません。要は空いていたら狙う！ということです。少々難しいようですが掛かり稽古は近間の勝負に強くなります。

この時期キツイですが頑張りましょう！H父ちゃんも「出来るよ！普通の子ならここまでしないけど君たち2人は出来るだけの気持ちと技術があるのを知ってるから絶対できる！」と暑苦しいくらいに激を飛ばしてくれます。ほんとに助かっています。

昨日娘とH弟に「娘は後1か月で、H弟は1年と1か月で県チャンピオンになるんだよ」と言ってみました。2人の反応に興味があったからです。

娘・H弟共に答えは一緒でした。

「めっちゃ、プレッシャーや！」

不安だということですね。まぁ、仕方ありません。試合経験も数える程ですし、周りの状態も知りません。自分が強くなったという測りもありませんからね。客観視できないんですよ。ただただ優勝する事を目標にやってきて、その時期がもう迫っていることを再認識してほしかったんです。

2人に伝えたことは2つです。

1.不安だろ？ちょっと怖いだろ？その不安や恐怖を消すことできるよ！稽古や！例えば出小手が苦手で本番で出来るか不安なら必死に練習してクリアしたらまず一つ不安が消えるよね。面返し胴が苦手ならどのタイミングでも打てるように練習したらまた一つ不安が消えたよね。そうやって不安を消していく。これだけやったから大丈夫だという状態にする。苦手なこと不安なことがあるなら稽古をして消していく！

2.ここでやっていること、今までしてきたことに自信を持つ。みんなが勝ちたいと思って試合してくるから気持ちで負けない！気持ちで負けなければ君たちがやってきたことは素晴らしいから絶対勝てる！もし負けたら君たちのせいではない！先生のせいです。

これで少しでも気が楽になってくれればと思いますが・・・。

そらプレッシャーを感じますよね！これに打ち勝つことも大事です。そのための「心持ち」というのも教えてあげたかったんです。

さぁ、9月も目いっぱい稽古して不安を拭い去ることができたらいいですね。また2人には精神的にも肉体的のも栄養を与えてあげないといけません。楽しいイベントやBBQなど、どこか満たされてないと身体も心も弱ってしまいます。しっかりサポートしていきますよ！

さぁ、剣道楽しみましょう。