昇級審査
さぁ、12月に入り、最初の剣道イベントは昇級審査です。
審査に向けきっちり稽古してきました。娘とH君兄弟のみ・・・
やはり、立会いと試合の違いを明確に伝えることが大事ですよね。昇級審査で試合のような変剣では通用しません。昇級審査でフェイント技ばっかりでは、ねぇ~。
我がスポ少は昇級審査の練習を2回しかしませんでした。ビックリですよね。もちろん違いなども教えていませんからバンバン試合をする。困ったものです。
まぁ元々、昇級審査に関して私自身が重きを置いていないので娘やH君兄弟んは最低限のことしか伝えていません。でも、できるんですよ。理由は簡単で正しい打ちを知っていて尚且つできるので、「それをしなさい。」と伝えるだけで十分なんです。なので私はこの3人に関しては何も問題ないと思っています。心配もしていません。
スポ少で審査の練習をしましたが、まぁはっきりと表れますね。この3人だけきれいなんですよ。きれいというか、審査の意味を分かっている。
じゃあ教えないのか?というかもしれませんが、もちろん教えますよ。でもできないんです。例を挙げると、面を打って抜けるが出来ないんですよ。練習で当てるだけ、飛んで打つ。残心は両手を挙げる。しかしてませんから。面を打った体勢でそのまま抜けれない。何度やっても面を打ってその場で止まり、抜けれないのでごちゃごちゃして間合いを切る。これを教えようとしたら基本打ちからやり直さないといけませんので。
言いたくはありませんが、ここまで底辺にいます。仕方ありません、そういうことをしてきたので・・・しっかり受け止めなければなりません。過去のことは過去のこと今までの指導に文句を言っても何にもなりませんので、これからは前を向いて・・・。
この気持ちに切り替えました。
さぁ、結果ですが娘、H君兄弟だけ飛び級。
まぁ当たり前です。
ちなみに娘は審査当日に会場に到着し防具一式と竹刀を忘れていることに気づきました。取りに帰る時間もなく、じーちゃんに持ってきてもらおうとしましたが間に合わず・・・結局順番の遅い初心者の子の道具を借りて立ち会いました。
情けない・・・。本来なら頂いた級を返上しないといけません。
のちの笑い話になりますように・・・
無事昇級審査が終わりました。私の予想通りの結果になり安心しました。そらそうですよね。「審査」と「試合」は違いますからね。その違いを伝えないとダメです。
さぁ、H君は2月の6年生卒業記念大会、娘は3月のローカル大会、弟君は4月のデビュー戦に向けて引き続きビシビシ鍛えていきます。
さぁ、剣道楽しみましょう。