自分のスタイルを確立
強い子の条件の一つとして挙げられる回答
「剣道を親子で共有した時間が長い子は強い」
確かにそれはあるな!と思いました。なんだか美しい回答過ぎて納得せざる負えない言葉が並んでおり、ひねくれた視点で意見すると「綺麗ごとだろ?」と思ってしまい、じゃあ実際に根拠を示せ!と言われると物的証拠はなく・・・目に見えないものなので信じがたいと言われてもおかしくない。
・・・・・けど!きっとこれは正解のような気がする。
多分、「指導者の子は強い」と言われる所以はこれだと思う。
何も親が指導者だから、特別なことを教えてもらえて秘密の特訓とかしてるんだろ~ではないと思う。きっと携わってきた時間。親子で向き合ってきた時間が関係してくるんだと思う。親が指導者なら嫌でも剣道の事に関していうとニコイチとなり、同じ時間を共有する。試合でも移動は一緒だし、稽古の帰りは一緒だ。こういう観点から上記のようなことが言われているが、結局のところ指導者であろうが素人であろうが共に真剣に剣道を共有した時間が長いと子供は強くなるのではないか?
その理由として目に見えないもので申し訳ないが「絆」「感謝」などが自然に備わってくる。一心同体に近い部分で「いると安心する」という思いから「感謝」になり、「勝って欲しい」と「勝って喜んでほしい」が共鳴し意欲を高める。意欲があれば競技において上達が早い。また「勝つ」という目標が明確化され最短コースを辿れる。
物的証拠はないが数人ならそういう家族を知っている。
ここで大事なことが一つある。「ベクトル」である。
親子が同じ方向を向いていて同じだけの大きさかどうかである。
これがピッタリ合っている家族はきっと強い。
少し証明するのに素材が足りないが私の中で「解」であり、逆説としてベクトルがバラバラでどちらかの矢印だけ小さい親子は強い子がいない。なので「剣道を親子で共有した時間が長い子は強い」は成立するという見解である。
まぁ、ちょっと堅苦しくなりましたが間違ってはいないと思います。
さて娘ちゃんですがこの先どう指導するのか・・・。
まずは今持っている技の精度を上げていきます。また攻めの部分を教えていこうと思います。大会でも攻めの部分が分からず一歩踏み込んで間合いに入っていった結果、危機的状況が何度もありました。
面をしっかり狙っていくスタイルに戻りましょう!
面を主体に面返し胴もたまに狙い少しの小手。
これを念頭に置いてしっかり稽古していきます。
足を俊敏に動かせるようになればいいですね。その中で左足固定を早くさせ自分から打って行けるようになれば最高です。相手が待ち剣の対策をしっかり叩き込みます。相手がぴょんぴょん剣道の場合なんかは左足固定にすれば問題ありません。
やることが沢山ありすぎますね。このぐらいでいいか?ではだめです。全国ですからあれもこれも習得してもらいます。
さぁ、剣道楽しみましょう。