ゴワゴワモヤモヤ
さぁさぁ、とうとう我が県にも「マンボウ」出ました。以前ほどの厳しい要請もなく、しっかりと感染対策をし、剣道してください。との事です。
やっと本格的な「WITH コロナ」になってきました。
そう!共存していくという考えにならないと何でもかんでも自粛を余儀なくされます。
娘は全国大会では綿袴着用なのですが、いままでテトロン袴でしかしたことがなく、ゴワゴワを嫌う傾向にありますので、少し慣れてもらおうと昨日から綿袴で稽古しています。私なんかは未だに違和感がありますが・・・。どうやら問題なく稽古できています。文句も言わず、むしろ何も気にならないとの事なので安心しました。
最近のモヤモヤというか、なんというか・・・。
最近2年生の子の親御さんたち(若い指導者)がよく言う言葉に・・・
「いや~娘ちゃんみたいにうちの子も全国狙うぞ~。」とか「娘ちゃんのように県チャンピオンにさせようか」とか・・・。
何だかたくさんの子たちの目標というかモチベーションになっているようでとてもうれしいんですが・・・。
その後に「行けますよね?」と聞いてくることです。
正直に言うと「行けませんね。ちょっと難しいです。2年の3学期で今の状態なら2回戦ぐらいです。本人のやる気次第ですが、この先今のまま稽古したら県チャンピオンは無理です。」なんですが、言えませんよね。
みんななんだか軽く捉えている節があるんですよね。ある程度やったら県チャンピオンになれる!みたいな・・・。娘をなめるなよ!と思ってしまいます。
なので「そうですね~」と濁して答えています。
別に娘を自慢したいんじゃないし、実績を讃えて欲しいわけでもありません。娘のしてきたことを知ろうとせず、安易に全国へ行こう!と小旅行気分なのがちょっと・・・。
県チャンピオンにさすという私の熱量との差異に困惑しています。「うちの子もお願いします」ということがないようにしていこうと思います。
まぁ、それはそれでいいんですが、私は変わらず指導は続けていきます。
最近の娘とH弟
娘は早い足さばきの攻めを意識してもらいます。もちろん今までの面が打てるのが絶対条件です。まずは「足を使った速い攻めからの面」を徹底してもらいます。
あと小手に対する応じ技も精度を上げていきましょう。小手主体の相手は全国にもこの先も必ずいますので小手抜き面、小手返し面、相小手面の3つをやります。タイミングや打つべきポイントなどを教えていきます。
H弟は・・・。何から手を付けていいか・・・。
面はまだまだ未完成です。気持ちが入っていないんですよね。試合稽古でも娘とするときは防戦一方で、全ての技が「当てればいいかっ!」ぐらいですがB君とするときは自分から必死に打って行きます。「絶対に一本を取ってやる」という気持ちがあります。
使い分けるな!・・・と。
B君との気持ちで娘と試合しなさい。負けて当然なのです。その中で出来なかった所や足りないところを稽古で埋めていくわけなんですよ。まだ分かっていない。
相面でも負けると分かっていても打って行くんです。そこでタイミングを覚えます。勝負せずに避けるだけなら進歩しません。
少々厳しくなりますが仕方ありません。この上ない危機感を感じているからです。
もう8か月後には勝負の時です。時間があるようで本当にありません。
さぁ、剣道楽しみましょう。