無難or冒険
一年ぶりですね。強化稽古行ってきました。
相変わらずですがみんなの意識高いですね。やっぱりこの経験は剣道強くなりたい子には必須項目だと思いました。THE体育会系が学べます。返事や挨拶、移動などがいちいち暑苦しいくらいキビキビしています。
さぁ、娘ですが最初は圧倒されており地に足がついていない様子でした。友達もいないし、いつもと違う環境と状況で返事も小さいし、挨拶も自分からしない・・・。
嫁さんの雷が落ちていました。嫁さんも体育会系なので・・・。
スケジュール的には20分素振り、40分稽古、30分試合、30分指導者に掛かる稽古の
2時間ちょいぐらいでした。もう特訓稽古でひたすらいろんな稽古メニューをこなしているので昨日の稽古でもそんなにビックリはしませんでしたね。娘もしっかり対応できていました。
では試合結果を。
3位の子2人に2本勝ち。
2位の子に引き分け。
正直3位の子2人と1・2位の2人は全くレベルが違いますね。まぁ大会や稽古を見ていて薄々感じてはいましたが・・・。
問題は2位の子に勝ち切れるか!ということです。
ちなみに2位の子も娘と同じ成績です。初日は同率首位でした。
では次に娘の試合内容についてです。
何だか小手を多用していましたね。全く入らないんですよ。まだまだ改良とか修練が必要です。自分のものになっていない。にしてもなぜあんなに昨日は小手にこだわっていたんでしょうか?帰りに聞いても「うーん、わからん。」とのこと。
娘なりに小手で取りたかったのか?小手を意識させて攻めを組み立てたかったのか?
なので生命線の面をなかなか打たず、「らしい剣道」が出来ていなかった印象です。
私も試合前に「全試合引き分けでも、持ち点があるから大丈夫だよ。リラックスしてやりな!」というアドバイスをしました。これが悪い方向に作用しましたね。
緊張をほぐそうとしたはずが・・・待ち剣を誘発してしましました。
2位の子との試合では明らかに自分から行っていない!相手の打ってきた技に応じようとするため後ろ重心で前に攻めれていないんですね。あれでは引き分けになります。
引き分けをしに行っているんですから。あわよくば一本取れたらいいなぁ・・。
という試合内容でした。
まぁ、確かに緊張しますよ。娘にとったら市の大会で優勝することが目的ではなく、Yちゃんと同じAチームに入ることが最終目標だったんですから。それがまさにこの結果で決まるわけですから守りに入りますよね。冒険せず無難な道を選びます。
ましてや私が「全試合引き分けてもAチームに入れる」と変な呪文を唱えたがために。
娘ちゃんの良いところを潰すところでした。前で前で、張って勝負する!これが娘の剣道の醍醐味です。来週はどうなるでしょう?来週も同じスケジュールです。
無難を選ぶのか?勝負を選ぶのか?楽しみです。
大体、「無難」を選んで失敗(負けて)して「勝負」に切り替えるんですが。どうせなら最初から勝負しましょう。大丈夫、きっと負けないと思います。
昨日はあこがれのYちゃんとも会えました。試合でもYちゃんは勝ちまくってました。改めて尊敬した様子です。また、充実した顔をしていましたね。この強化稽古でなにか感じ取ってくれて、一皮むけてくれたら万々歳です。まだ始まったばかり!がんばれ!娘ちゃん。
さぁ、剣道楽しみましょう。