おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

膝から崩れ落ちそうな感覚

ある先生から言われた言葉で涙がでそうになった。

 

 

 

大会前にご厚意で出稽古に誘ってくれた先生。H父ちゃんと面識があり、私は出稽古に行くまでそのI先生と話したことはありません。

 

娘が優勝をして、また急遽出稽古に呼んでくれた。そして稽古終わりにみんなの前でチャンピオンになった娘を紹介してくれた。そして帰宅の際に挨拶に行くと、「おめでとうございます。」と言われたので私も謙遜して「いや~たまたまです。奇跡的に何とか勝てました。」というと・・・

「いや、あなたの市の剣道のレベルは知っています。あそこで勝つということは並大抵の努力では勝てませんよ。奇跡や偶然の類では絶対に勝てません。まして優勝なんて・・・娘さんもご両親も大変な努力とサポートをしたはずです。剣道を見れば分かります。剣道に娘さんの努力と両親のサポートが詰まっています。」

 

本当に一気に込み上げてきて、目の下の方から涙が上がってくる感覚でした。何とか堪えましたが・・・。

H父ちゃんに帰りにI先生について聞くと私と境遇が似ており、親近感すら覚える程でした。年齢も私の一回り位上でしょうか?なんだか同志のような雰囲気がありました。

 

I先生も娘が剣道をしており、過去に県チャンピオンを目指して指導をしていたり、自分の理想の剣道像が存在していたり、30歳台で指導者となり、高齢の指導者の指導方針に不満があって、団を一新しようと立ち上がったり、権力に押しつぶされそうになったり、若い指導者の意見は通らなかったり・・・と、いばらの道だったそうです。

 

普段私はヘラヘラしており、祝福の言葉を頂いても「アザーっす。奇跡起きましたねぇ~まぐれですよ!」みたいにお茶を濁していました。誰もわかってくれないと思っていましたから。内心では「そらそうやろ!やることやってるから!なめんなよ!」と思っていました。

 

けどI先生には心の奥を見透かされた気がしました。その言葉に中に「強がっているけど、不安だったでしょう?大丈夫です。間違っていないですよ!」というニュアンスが含まれている様で一気に力が抜け、軽い気持ちになりました。「軽い気持ち」ってどういうこと?と思っていましたが、こういう感覚の事だったんですね。

 

一気にI先生のことが好きになりました。早速連絡先を交換しました。

これが繋がっていくということです。もっともっとたくさんの人と繋がりたいですね。

 

 

3年前に「絶対娘を県チャンピオンにする!」と息巻いて、なんの根拠もなく実績も指導力もなく突っ走ってきました。その一年後にまともな実績もないクセに「H弟も何が何でも県チャンピオンにさす!」とまだ娘もチャンピオンにさせてないのに大風呂敷を広げました。なんだか気持ちだけ無双状態というか・・・。

 

言うのは簡単です。私自身もたくさん勉強したつもりです。稽古内容も考え、環境も整え、いざ走り出したものの、試行錯誤の連続でした。思うようにいかないことも多々ありました。毎回不安で不安で、またコロナの時期で練成会や試合もなくレベルを確認する機会もありませんでした。それでも子供たちを信じて思いっきり向き合ってきました。とりあえず娘は今のところ順調に行っています。次はH弟です。

あと一年、無名で才能も実績もない指導者についてきてください。

私の集大成は娘ちゃんとH弟の2人が来年の全国大会で同じAチームで出場することです。

 

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。