おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

近況報告

昨日は久しぶりにスポ少の当番として行きました。

当番の時はひたすら業務に徹します。タイマー係や主席表の記入、携帯ゲーム・・・。

が、携帯ゲームがメンテナンス中のため何もすることが無くなり暇つぶしに「うちのスポ少はいったいどれぐらい竹刀を振っているだろう?」と数を数えてみました。

 

衝撃的な事実!!

 

1時間30分でトータル180本

 

面打ち4本を2回は10本、切り返しは10本、小手面打ち2本を2回は5本などでざっくり計算して、稽古前の素振り60本と合わせて180本。

 

これでは絶対強くなりません!よね?

 

改めて落胆しましたね。もうちょっと稽古メニュー考えた方がよさそうです。

若手先生が指導を始めるあるある。

「理想と現実」が見事に一致しない!

 

分かりますよ!稽古時間も短く、大人数になればなかなか稽古が浸透しないんですよ。「これぐらいはやって欲しい」まで届かない。ウキウキで考えた稽古メニューの1/5も出来ない。私も最初はそれでした。みんなが出来る事をやっていたら全く足りず、ちょっと難しいことをすれば付いてこず・・・。

そこで私がとった行動は少数精鋭部隊を作り、そこに取り込んでいく。これが一番近道なんじゃないでしょうか?まぁ、いろんなやり方で試行錯誤してください。

 

K道場ではトータル約1500本近く振ってるんじゃないでしょうか?また、私が見ている特訓稽古でも800本~900本ぐらいですかね。特に低学年たちは「竹刀が振れて足が動く」が絶対条件です。スポ少の稽古では厳しいですね。

まずはしっかり竹刀を振れる稽古環境が大切です。

 

こうやって俯瞰で稽古を見るのもいいですね。「気づき」が沢山あります。全体的に活気があるのは「指導者」って感じです。父ちゃんたちが楽しくやっている感じです。まだそこに「子ども達」が付いてこれてない。ベクトルが同一方向に向いていないんですよね。早く公式戦で他団体の同級生と対戦してくれないかなと思います。そうすれば少し意識が変わります。視野が広くなり、周りが見渡せるようになります。

同級生に負けた事実に言い訳が出来ないんですよ。やってるかやってないかの二択なので負けたということはやっていないということです。

初めて今までの自分を見ることが出来てどうしていくか考えるきっかけになるんです。

 

なんかわたし偉そうですね。すみません。

私も順調にここまで来たように見えますが、寝れないくらい悩んだり、夢に剣道が出てきたり、失敗もあったり、間違ったことを教えたり、思っていたのと全く違っていたりと苦戦続きでした。何とかH・娘・H弟・Bが成績を残してくれたおかげで「実績」がつきました。ある程度「指導」に関しての指南書みたいなものも確立しつつあります。

ただそれが全員に当てはまるかどうかは一概に言えないんですよね。まずこの「指南書」は覚悟が決まっている子にしか適応されません。逆に言えば覚悟が決まっている子が現れればある程度指南書通りに教えていけば大きく間違わないということです。

 

少年指導って難しいですよね。

 

その人の剣道観でその人のやり方で教えるわけですから、賛否両論あってしかるべきです。他人の評価はその人が教えた子の「実績」です。これ以外に剣道に対する姿勢や礼儀などもありますが剣道も勝ち負けの世界なので、やはり勝つことで周りに周知してもらい、勝ち続けることで周りも納得してくれます。

私は子供たちのおかげで何とか「実績」を付けて頂いたので、これに恥じることなくしっかり指導していきますが、正直今4年生のH弟をスポ少で見届けたら辞めます。

実績を残して去ります。もうしんどいです。勝ち逃げさせてください。

 

Hが剣道初めて2年半で市で3番になり、強化選手に選ばれ、娘が県チャンピオンになり全国出場を決め、H弟がローカル大会などで優勝して・・・ってうれしいんですが、変なプレッシャーがあるんですよ。なので当初の4人の目標をしっかり達成させてあげたらもうスポ少では身を引きます。

我が息子はスポ少ではない形で剣道をさせていけたらいいなと思います。それこそK道場でK先生と私で見ていこうと思います。

ゆっくり焦らず指導出来れば最高ですよね。

 

そんなこんなで今の一番の悩みをサクッと紹介して本日のブログを締めます。

 

「娘のスランプ」

 

最近は今まで負けることがなかったB君に二本負け。

同じく負けることなかった1個下のH弟に二本負け。

 

思うようにならないとの事。やれやれ・・・。

 

スランプと言うかなんというか・・・?勝てないんですよね・・・。

私の見解は2つあります。

1.竹刀が振れていない問題。

最近3.6にしたばかりなので明らかに振れていない。稽古や試合を見ても明らかです。

・・・が、娘は「竹刀が重いってことはない!」

2.技を覚え過ぎた。

迷いが生じるんですよね。一番得意な「面」で勝負が出来ない。見えているだけに相手の初動が怖く、打ちに行けない。一番調子のよかった頃は「面」主体で自分から攻めて自分から打って行っていました。応じ技を覚え待つこと、見る事を覚えました。良くも悪くもこれが原因ですね。なのでこれからは「見る事」や「待つ事」を攻めながら出来るようにしていきましょう。あくまでもあなたは「面主体」です。

 

まぁ、勝てない時期はあります。私自身も丁度5年生の終わりぐらいだったように思います。勝てないんですよ。不思議と・・・。調子が悪いわけではないんですが・・・。

でも、気が付いたら脱出していました。

娘も、もがきながらひたすら稽古してください。きっといずれ抜け出せます。

多くの人が言います。

「スランプを乗り越えたら強くなる!」

確かにそんな気がします。今はじっと我慢です。

あ~、土曜の出稽古では負けるんだろうなぁ~。

 

さぁ、剣道楽しみましょう。