掛かり稽古
全国都道府県対抗少年剣道大会のわが県の地方予選の選手選考会が中止となり、国体も中止となり・・・大きな大会が次々に無くなって行っています。
あ~やだやだ。 ほんとやだやだ。
気分を変えて最近の娘とH弟の近況報告でも書きますかね・・・。
まずはH弟ですが、相変わらずの独りよがりの剣道。相手と試合を作ることが出来ません。ただひたすら打って行く。相手を見ずにとにかく面を打つ。
まぁ同級生には普通に面が当たります。勝ってしまうんですよね。うれしいような悲しいような・・・。まだまだ難しいんですかね3年生には・・・。とりあえず娘に面抜き面をモロ打たれて気づいてくれるといいんですが。
にしても、ちゃんと頑張っています。彼も試合経験がないので試合勘がまだありません。これからですね。といってももうあと1年後には県チャンピオンになってもらうので時間がありません。難題課題をどんどん出していき乗り越えてもらいます。彼なりに闘志はメラメラ燃えているようです。
次に娘ちゃんですが、まぁまぁいいんじゃないでしょうか?技のキレも出てきたようですし、試合運びもある程度は出来てきています。とにかく面を打ちたい時は下を攻める・小手や胴を狙う時は上を攻めるが理解できれば幅も広がるんじゃないでしょうか?
この2人にはたくさんの課題(打ってミスった後の姿勢・左足固定の面・いつでも打てる体勢・前重心等)がありますがその都度注意し改善していきます。さらにはとうとう出しますか!?もうやっちゃいます!?この時期しんどいっすかね~!?
掛かり稽古です!
実は今まで掛かり稽古をしたことはありません。なぜなら形が崩れることを危惧していたからです。なのでほとんど打ち込みばかりでしたが、今度からは「掛かり稽古」です。もうこれだけ基礎固めしたのでちょっとやそっとでは形が崩れないでしょうし、崩れても修正が効きます。なのでちょっとチャレンジしてみますか?
何が違うかというと打ち込みは開けてくれたところを打つのですが、掛かり稽古は自らが創意工夫をし隙を作りだし、一心不乱に掛かっていくのです。残心などしている暇はありません。とにかく技を出していくのです。
今まで、基本に忠実に稽古をしてきたので掛かり稽古はもうちょっと先かな・・・。と思っていたんですが、この2人に足りない試合勘を養うためにはそろそろやりだしてもいいかなと考えました。もちろん元立ちは私がします。
掛かり稽古は近間などの接近戦に強くなります。今までは近い間合いの時は間合いを切っていた距離でも技が出るようになります。
さぁ初の掛かり稽古。しっかり理解してくれるでしょうか?実際に掛かっていけるでしょうか?楽しみです。きっとしんどいはず!まぁ、でも試合に勝つためには避けては通れない道です。頑張りましょう。
「掛かり稽古」「双方の掛かり稽古」「追い込み」
これが私が未だに震え上がる稽古メニューです。中学高校の時はこの3つのワードが出るとひどく落ち込んだものです!毎回ヘロヘロになりながら打っていた記憶があります。これで強くなったかと言われれば疑問ですが、自信は付きます。強くなったような気も多少はします。思い出すだけでも憂鬱になりますが・・・。
でも確かに勝って行くには必要不可欠です。単発打ちの剣道から脱却するための稽古です。頑張りましょう。
もう夏休みも終わりに近づいています。ということはもう8月も終わりです。さぁ10月の大会までラストスパート!開催or中止に振り回されず虎視眈々と狙って稽古に励みましょう!!
さぁ、剣道楽しみましょう。