隣の芝生
周りの子たちは試合があったりしていますが・・・。うちの3人は全くありません。
SNSや口コミで飛び込んでくる情報を聞くばかりで実際に目で見ていないので気になります。「○○君が優勝したよ」「○○、強かったよ」「○○さん、○○君に負けたよ。」
周りの状況はどんな感じなのか?ほっときゃいいんですが・・・。
うちは基本的に隣の県に出稽古に行くことが多いので同じ市のライバル情報はほとんど知りません。そう、知らない方がいいんですよ。「その子対策」されるし、してしまいますしね。地道に力を蓄えていたらいいんですが・・・。
心配になりますよね。
本当に力蓄えられているのか?
周りの子は試合をしてグングン成長しているんじゃないだろうか?試合経験に差が出ているんじゃないか?
最近はそんな心配も持ち合わせています。
とにかくこっちはひたすら稽古です。試合に結びつくような稽古を考えて実施してもらうだけです。打ち込みと追い込みをしっかりし、私自身が元立ちになり張って稽古していきます。
うちの3人は「面では負けない!」を合言葉に毎回稽古しています。
相手を崩す・攻め勝つ・出頭ここを中心に教えて、この場面を自分から作り出せるようにします。その際の注意点も含め論理的に説明することも大切です。
もうある程度はしっかり面が打てるので、そろそろその面を打てる「場面」を教え、その場面の「作り方」も教えていきます。
これはその通りにしろ!ではなく知識として知っていて欲しいんです。
例えば面を狙う場面は「出頭」「相手が崩れたとこ」「虚の部分」この3つで十分です。しいて足すなら「相手が打ち終わったところ」ですかね。
いわゆる打突機会ですね。
まだまだたくさんありますが、とにかくこの4か所をしっかり狙えて打てるように逆算して足の作り、気持ちの部分、竹刀操作など教えていきたいですね。
少し専門的なようですが、ここを理解すると構えも変わってきます。気持ちも、足も・・・
何も考えずにひたすら打って行くことが無くなります。
どんどん稽古とお勉強しましょうね!!なんせバンバン試合をして、結果を残しているT君がまた特訓稽古に来てくれます。
「そっちはそっちでやっているように、こっちはこっちでやってるんだよ!」
と、言えるように気持を入れて稽古していきます。
では、最近全く出番のない弟君!
陰ながらやっております。運動神経は比較的良い方ですが体が小さいんですよね。
取りあえず今は週3回のK道場でひたすら面打ちと小手面打ちをやっています。雑念や力がないのでただ言われたことをやっている最高の状態です。
なので打ちが綺麗です!小手面なんて私よりきれいに打ちます!
右足始動の面が早速クセ付いてきました。とてもいいことです。やはり弟・妹最強説は間違いないようですね。姉の真似をするんですよ。なので教えてもいないのに切り返しをやってみたり、打った後のすり足なんて教えてもないのに勝手に出来ている。
本来教えないといけない事が勝手に出来ていることが多いです。
小学生に上がるころには週4回の稽古です。防具も付けてやっていくつもりです。
彼は悲惨な剣道環境でもあります。まぁまぁ強い姉がいるとそれだけで比べられますし、プレッシャーも剣道始めた時点でかかってきます。
でも大丈夫。そんなもの吹き飛ばすぐらいになってやりましょう!
私が出来る事は「洗脳」と「指導」です。しっかり遂行していき、剣道に対する心の持ちようを形成していこうと思います。
ハッキリ言います!娘の年長より形は綺麗だ!
楽しみが増えたように思いますが実は私は私でプレッシャーがあります。楽しみというより「やりがい」とでもいいましょうか。
こんな人生にしてくれた子供たちに感謝です。
さぁ、剣道楽しみましょう。