剣道ノート
今回は娘の剣道がヤバくなってきていることを赤裸々に綴っていきましょう。
こうやって記録に残し、どうなっていくのか?いつぐらいに治るのか?期間は?必要だったことは?それとも治らないのか?経過観察できればと思います。
正直に書くことで具体的に見えてきます。
娘は面主体で面に全振りして指導してきました。私が見る限り4年生の頃の秋から春にかけてがピークでした。
正しく、姿勢よく、身体がしっかり前に出る面。自分から攻めて自分から技が出せていました。勝つべくして勝っていた印象です。
それが5年生になり
次第に面の形が崩れる。上体から打ちに行く。くの字面(腰が引けている)
この時期は練成会でも負け越しが目立つようになります。
そして次にヒカガミが折れ曲がる。頭が突っ込んでいく打ちになり、面で負けるようになる。返し技などで何とか勝てている状態。
K先生に「4年生の頃の自分と試合したら、瞬殺で負けるよ」と言われる。
なぜこうなったのか?私の考察ではあるが
「勝つこと」を意識し、結果負けを異常に怖がる。
勝ってきたことで自信が付いたのではなく、傲慢になった。
思春期特有の身体と精神のバランスが一致しない。
剣道で抜く、待つ、見る、という割合が増えた。
これらが挙げられる。
今することは何なのか?と考えた時に、稽古と人間的な成長ではないかと思う。
稽古では具体的に説明しながら理解して稽古する事が大事かなと思う。また人間的な成長の部分は生活態度を改めることが大切かなと感じます。
本人はこの先、Aチームに選出され、県大会で勝ち、全国大会へ~が目標みたいですが、それは否定しません。ただ、優先順位があり、まずは今の状態を改善し進化さすことが何より大事です。今の面を治し、試合で4年生の頃の面が進化を遂げ発動出来て勝てるようにすることです。
さぁ、その為に課題を書いておきます。
・腹に力を入れる。(打ちに行くときに抜ける)
・左手の位置と握り(左手が内に入らない。おへその前、腕曲げる、左手小指)
・ヒカガミを曲げない(いつでも打てる足)
・自分から攻めて自分から攻めて自分から打つ
・姿勢正しく打つ(頭が突っ込まない)
もぅ、こんなにたくさん・・・。大変っすね。
でもやる!ここをナイガシロにしたらきっとこの先後悔します。私も娘も。
アプローチの仕方や実際に打たして手取り足取り教えていく、動画に撮ってチェックさしたりと色々と試していこうと思います。
まぁ、でも最後は本人次第です。ここに尽きますよね。
どう変化していくか?危機感を持ち続けるのは疲れるので楽しむようにしていこうと思います。ただ、妥協はしませんよ!
私とK先生が娘の剣道の修正点や課題を共通認識でいること。また娘も何とかしようとしている点においては安心しています。このでっかい壁乗り越えていきましょう!
早速、近々強化稽古2回目です。再度総当たり戦を行います。今の実力をぶつけてください。負けてもいいんです。そりゃ娘は勝ちたいでしょうけど・・・。
結果を気にしながら思い切って剣道してください。
また、目標も決まりました。「○○の大会で~」とか「県の大会で~」ではなく
「全国で勝っていけるようになる」
ここに照準を合わせましょう。
今の最悪な時期がいい思い出になるように、あのころ大変だったなぁ~と言えるようにやっていきましょう!!
また、このブログに経過を記していこうと思います。
さぁ、剣道楽しみましょう。