最重要課題
衝撃的な負けから数日が経ち、周りの人から「娘ちゃん、大丈夫~?」などとたくさんのフォローの言葉を頂きました。意外とそのフォローがボディーブローのように効いてくるんですよね。
さぁ、でももう前を向くしかなくなった!今まではK道場でも言われたことをやっている風で、こなすことが多かったですが今ではしっかり聞いて何とか自分のモノにしようと出来ているようです。今までの輝かしい成績のまま、維持したいという。実はマイナスの思考から、変わっていかないといけない。次のステージに行ってチャレンジしないといけない。というプラスに転じようとしています。
そのせいもあってK先生の言うことをしっかり聞けているようです。
以前から(娘の剣道が崩れだしてから)K先生も「もっと素直になったら変わる!」と言い続けてくれていました。やっとその意味が分かってきたようです。
K先生から「こうしなさい!」と言われても、違和感があり、なかなか実施出来ない。
打ち方が変になるようで結局今までのままで打つ。
素直に言われた通りやってみる。出来なくても出来るように続ける。これこそが次のステージに行っているということです。
娘の課題は明確に1つだけ!
「常に打てる足を作る」
これだけです。普段のタイヤ打ちや稽古の元立ちの時なども打てる足を作る。
要は当たり前の状態にするということです。
更には細分化して「前で作る。(打つぞキープ)」「剣先下げる」「左足で押し出して右足を出す」「腹に力を入れる」「左足のヒカガミに力を入れる」などあります。
重要なのは左足です。左手です。腹です。
ここを最重要課題として指導していきます。
また試合では自分から攻めて、自分から打つ!
待ったり、見たりするのではなく、攻めながら待つ、見るという意識に変えていきます。また面が単調にならない様にしないといけません。また面を打つなら下を攻めるなどありますね。
難しそうですが、もう高学年です。出来ます。やってもらわないと上には行けません。
あと半年で6年生です。早く仕上げたもん勝ちですよね。今から仕上げていきます。
来週は県下の高学年の試合です。5年生女子では少々厳しいですが、狙っていきます。
娘もやる気です。
ここが本当のスタートラインです。しっかり稽古しましょう。
課題が明確になるのってとても大事です。目的を持って稽古するのと、ただ、ダラダラと稽古するのでは伸び方が変わってきます。
大事なのは重要課題を提示してくれる指導者。そこが出来ているか確認してくれる指導者、どうすればできるか指導できる指導者です。
・・・・K先生アザーっす!
これが出来たら本当に変わるような気がします。
課題はその子にとって最優先課題を提示することが絶対です。あれもこれもたくさん課題を出してもどれも出来ません!1つか2つです。
ここを徹底的にものにする。
一回の試合で出来たからクリアで!ではなく、継続して出来るまで見守らないといけません。
あんな経験はもうこりごりです。今年はもうすぐ高学年大会があり、昇級審査もありますが県代表になれなかったので練成会などもありません。剣道で忙しい年末年始はなくなりました。じゃあ、しっかり稽古して自力を付けれるよう残りの1か月を有意義に過ごしましょう。
イマニミテイロ!
さぁ、剣道楽しみましょう。