危惧
大会において、娘に関して素直に喜べないんですよね。H弟の件があるからではなく、試合内容についてです。
小手先で勝つことを覚えてしまっている。準決勝も小手返し面、決勝も面返し胴。
どれも素晴らしい技なんですが・・・
見方を変えると、準決勝では面が決まらず延長戦となる。決勝では面では負けると思い勝負しない。来たところを返すに専念した。ということです。
いままで面主体で面にこだわって、面に全フリしていたのにその面が通じなかったということです。すごく細かなことを言うとヒカガミが折れる。剣先に力が入っていない。くの字の面。左手に力は入っておらず、我慢が出来ていない。攻めがない。
試合には勝ちましたが、どうしてもここが気になるんです。早速H先生に伝えると全然ダメやな。とバッサリ!でも、なんとかせんとイカンなぁ~。これからしっかりやっていくわ。と言っていただきました。
今回の優勝を報告し、決勝の動画を見てもらいましたが、クソカスに言われました。有難いですね。唯一娘を本気で叱ってくれる先生です。
しっかり付いて行きましょう。
さて、とりあえず2連覇できたのは素晴らしいことです。5・6年生女子の部で5年生での優勝は正直難しい。頭、身体に関しては一学年上となると明らかに変わってきます。
そこで試合内容はどうであれ結果優勝できたことは大きな意味があります。
もちろん去年同様のルートをたどります。強化稽古に代表チーム選抜、県大会・・・。
まだまだこの先も波乱がありますが、一つ一つクリアしていきましょう。
今回の全国スポ少剣道交流大会が終われば、少しは成長出来ているように過程を大事に過ごしていきたいですね。
当り前ですがもう、来年の10月を視野に入れています。ここまで来れば狙うは3連覇。
伝説残しておきましょう!!
とにかく3人ともよく頑張りました。結果ではなく経過を、今までしてきた事、やり切ったことを讃えてあげたいと思います。お疲れ様会計画中です。
もうH弟も気持ちを切り替えてもらわないといけません。
お疲れさん会をもって、気持ちを次に向けるきっかけにしようと思います。
負けを引きずらない、勝利の余韻に浸らない、結果に満足しない。
娘とH弟は一からスタートです。
で、さっそくK道場ではK先生が娘に「攻め」を教えてくれていました。本当にこれです!!今の娘にはこれがないんです。たまにこれが出来た時の面はほれぼれします。
本格的に「攻め」を指導してくれていました。
攻めが出来れば、ヒカガミや溜め、左手なども自ずとクリアできます。
また、私自身も右足で半歩間合いを盗んでの面を教えていこうと思います。
こう考えれば伸びしろしかないと、前向きに考えましょう。
さぁ、強化稽古にAチーム選抜戦、県大会を経て、全国です。
去年は思い返したくもありませんがあと数が月のところで中止でした。娘にしたら本当の意味での初の全国大会。その獲得権を得ました。
貪欲に狙っていきましょう。忘れてはならないのが今のまま行くのではなく、しっかり「攻め」を自分のモノにしてレベルアップしながら進んでいきたいですね。
去年は優勝の余韻に浸りまくりでしたが今年はそういうわけにはいきません。やることが山積みですし、今のままではダメです。気を引き締めて、これからの稽古に励んでいきます。
さぁ、剣道楽しみましょう。