スタートライン
さぁ、もうチーム選考に向けて、県大会に向けて、来年に向けてスタートを切りました。H弟も切り替えが出来たようで気持ちも次に向いています。
過去を嘆くより未来に向かっていきましょう。
ちょっとしたことで劇的に変わる事が剣道ではよくあります。
例えば「目線」一つとっても打ちが変わってきます。「手の握り」一つにしても打突力が変わってきます。左足の向きを数センチずらすだけで真っすぐ打てます。
本当にちょっとしたことなんですがガラッと変わります。
稽古で娘の構えが気になりました。左手が下がっている。
おへそよりだいぶ下に左手がありました。その時の稽古はなかなか打てていないし、相面でもことごとく負けています。
そこで左手の位置をほんと数センチ上げて、おへその前に持ってくるよう指摘すると・・・相面でばっちり勝てるし、しっかり応じれる。自分からもいい技が出ていました。これがいわゆる微調整ですね。
左手が下がると力が抜けるし、伝わらない。それこそ下から這っていくような面・・・これでは上から乗られますよね。本当にちょっとしたことなんです。数センチ変えるだけで面で勝てるんです。なんて繊細な競技なんでしょうか?
今出来ていても、いざ試合になると出来ない。これは癖です。癖は要因は2つあると思っていて1つは体が覚えている。2つは楽だから
2つとも治すのに苦労しますが反復と理解です。本人が意識すれば治ります。
こういった微調整をしっかりしながら修正していく作業をしていく必要があります。
ここで重要なのが本当に修正できたか最後まで確認を怠らないことです。
とにかく当分は涼しくなったので修正の徹底と追い込みをして足を動かしていきます。
3人は微調整が多いので優先順位を明確にしてしっかり指導していきます。
ちなみに娘は左手の位置と上から乗ると打てる足の徹底(ヒカガミ曲げない)のこの3つです。B君は左手を抜かない事が最優先です。H弟は振りかぶる行為をなくすことです。足で打つをもう一度認識してもらいます。
さぁ、注意するだけではなく、稽古メニューも考えないといけません。この課題にコミットした稽古を考え中です。
去年の今頃はまだまだ勝利の余韻に浸っていました。稽古も中断し、静養期間を設けていましたが今年は違います。来年の目標も出来ました。
もうここに書いておきます。
娘は3連覇です。これしかありません。
H弟はベスト4入賞です。
しっかりまた一年間やっていきます。大会から今まで私自身いろいろH弟の敗因を考えてきましたが、ほとんどが私の指導力不足ですが1つだけ私の管轄外の事項があります。稽古量です。ここを埋めていく必要があります。稽古環境があればすすんで出向いていく必要があるようです。
さぁ、来年にの大会にスタートを切りました。去年一年間の指導の反省は「徹底を怠った。」「稽古で出来ると試合で出来るを見誤った。」です。
しっかり基本を行い、試合に移行できるような稽古メニューを組みます。
H弟もまた一年一緒にやる。と言ってくれました。H父ちゃんも母ちゃんからも了承を得ました。私も覚悟を決めました。
この際依怙贔屓だと言われても構いません。和を乱すと言われても構いません。
来年の10月に向けてH弟をしっかり見ていきます。
娘とB君は来週から始まる強化稽古に向けて、しっかり戦えるだけの体力を付け、出来ていることを徹底的に反復しましょう。総当たりはとにかく勝ち星を挙げる。また得本数を稼ぐことです。しっかり勝てる相手には確実に勝てるように稽古しましょう。
娘はAチーム、B君はBチームに入れるようにやっていきますよ!
スタートラインに立ち、合図が鳴ったばかりです。スタートダッシュが出来ているかどうか?3人次第です。いや、私もですね。
さぁ、剣道楽しみましょう。