何がいいたいんだい?
好きこそものの上手なれ。
まさにそうで剣道でも当てはまります。私の知っている強い子は剣道が好きなのです。そりゃあ、しんどい稽古や休みの日がつぶれる悲しさはありますが根本的なところで好きだから悲しくても練習するのです。
じゃあなんで好きなのか?
友達がいる。勝つ喜びを知った。みんなが応援してくれる。・・・たくさん理由があります。
私の知っている理由で面白かったのが
1.面の形、曲線が好き。踏み込み足の音が好き。
2.小手が揃って置いてある状態が好き。
3.竹刀の柄のツルツル感が好き。
さまざまです。そこかい!とツッこんでしまいたくなりますが、でもきっとそういうことなのかもしれません。この1.2.3が好きな子はみんな猛者です。
私が見てこの子は全国区だなと思う子たちです。
何が言いたいかというと剣道を始めて剣道が好きになったのではなく、潜在意識の中で剣道がもともと好きだったんじゃないでしょうか?で、必然的に剣道に出会った。出会うべくして出会った。剣道がその子に歩み寄っていった。運命的なこと・・・ちょっと気持ち悪いですが・・・。
私が推している理論に「兄弟の下の子最強説」もこういうことなのではないでしょうか?小さい頃、それこそ赤ちゃんの頃から道場へ行き、竹刀の音、足の音を聞きそのまま大きくなり当たり前のように剣道をする。竹刀の音や、道場のにおいが懐かしく感じる。要は環境です。小さい頃から「見取り稽古」が出来ているんです。剣道が身近にあり過ぎて頭の中のほとんどが剣道で占めているようになります。兄や姉を見て予備知識を得ます。こうしたら褒められている。これをしたら怒られている。・・・また手本が身近にある。競争意識、家でも剣道の話題が出る。剣道が必ずある生活が当たり前になっていくんですよね。だから剣道が好きなのは当たり前で、もっと深いところで「好き」を見つけているんじゃないでしょうか?柄のツルツル感とか・・・私も柄のツルツル感好きっす!
さらに剣道が好きで、ここに両親も剣道をしていたらもうまさに剣道一家ですね。強くなる環境は申し分ありません。
ちなみに1.2.3が好きな子はみんな弟・妹です。上の兄ちゃんや姉ちゃんが剣道をしていて小学生になったら無条件で剣道を始めました。やはり両親も剣道経験者です。
そんな子は剣道の好きなところの着眼点が他とは違います。
あくまでもこれは私の偏った感想です。数少ないデータですので統計学的にもなんの信憑性もありません。面白半分に読んでください。
「兄弟の下の子最強説」や「好きの着眼点が他の子と違う子は強い」が正しいか正しくないかはさておき「剣道が好き」ということは大事で「環境」がもたらすものかもしれません。試合経験や友達作りや応援、レクリエーションなど、その子が剣道を好きになるように親が努力しなければなりませんね。剣道が強くなる一番の近道は「剣道が好きになる」です。
すみません。なにを言いたかったのか全然まとまっていませんね。
自分の子どもに「剣道が好きか嫌いか」聞いてみてください。好きなら「どういうところが好き」か聞いてください。答えによっては大器しますよ。
さぁ、剣道楽しみましょう。