昨日思ったことが次の日に
2日前、娘の剣道を見ていて「考えて剣道する」ことって大事だな。と改めて思いこのブログに残しました。そして昨日道場での練習の際にK先生が子供たちにげきを飛ばしていました。
「君たちは剣道の試合で何を争っているのですか?」
子ども達は首をかしげながら「たくさん打つこと」「面を打つこと」低学年の子は「声を出すこと」「スピード」などと答えていました。私の娘も「先に打つこと」と答えていました。
答えは「1本を取ること」を争っているです。
じゃあどうしたら「1本を取ること」ができるか考えなさい。
ただ基本打ちの練習をしても試合には勝てない。じゃあなんで基本打ちをするかというと君たちが考えて「1本を取れそう」な時にしっかり1本に出来る様に基本打ちをしている。
だから考えて剣道しなさい。どうしたら1本が取れるだろうか?
いかに相手を崩し、スキを作らすかを考える。スキが出来たところを捉える。
捉えた時に確実に1本になるように今君たちは基本打ちの練習をしている。
素晴らしいお言葉でした。心の中で「そうそう!その通り!」と何度も頷きました。
決して難しいことではありません。小学生低学年でもできます。間違っていたら直してあげればいいだけで考えて剣道することは大事です。
面からの小手(フェイント)も「こうして、その後こうしなさい」と教わるよりも自分で考えて面を打つと見せかけると相手の手元が上がるな・・・。じゃあそこを小手打っていこう。と考えるとメカニズムが見えてきます。このメカニズムがあれば派生させることも相手によってタイミングを変えることも簡単にできます。
難しくありません。一度子供たちにこの話をしてみてください。剣風変わりますよ。そこでコミュニケーションも取りやすくなりますし、強くなりたい子は黙々と考えていました。
さぁ、剣道楽しみましょう。