案の定
昨日は週1恒例の秘密の特訓の日でした。いつものメンバーと遊び程度で1時間ぐらいやっています。
さぁ娘も目標の試合まであと10日です。最近は将棋にはまり将棋教室に通うぐらい熱中しています。この熱量を剣道にも充ててほしいです。
まあでも頑張っていますよ。
1週間前ぐらいからスポ少でひたすら数を早く打つという打ち込みをしていました。私は「この練習は危険なにおいがする」と感じていました。案の定でしたね。
やはり形が崩れるんですよ。だからみんな構えず右手打ちの走りながらの継ぎ足面です。疲れて無意識の状態で打つ姿勢って体が覚えてしまうらしいんですよ。
とにかく数を打つ練習らしいのですが・・・困ったものです。以前も書きましたが私は団長先生の練習には口出ししません。しないと決めたのです。
なので形が崩れていく子供たちをただただ眺めるという辛い光景でした。
一応子供たちには「正しく打ちましょう」と一言声を掛けますが・・・正しく打つと団長先生に「もっと早くドンドン打て!」と叱られる。形が崩れてでも早く打つと「そうじゃ~そうじゃ~」とほめてもらえる。
この練習の目的はなに?と自問自答し、勝手に「心肺機能を高める練習なんだ」と自分に言い聞かせています。
まあこれぐらいにしておいて・・・
さて娘は・・・やっぱり・・・継ぎ足になっていました・・・
幼稚園年長からずっと(継ぎ足と右手打ちは「悪」)と口酸っぱく2年間言ってきて洗脳してきました。練習中もこの2点を重点的に監視し稽古させてきましたが・・・
なんで継ぎ足になるか?答えは簡単でまず「楽だからです。」もう一つが「左足に力が入ってない」です。
なので今回の「秘密の稽古」は継ぎ足の矯正です。
やったことは3歩ゆっくり攻めて止まったその足のまま右足始動で踏み込んで面を打つ練習です。これをひたすら行い、次に5歩攻めて打つ。次に少し早く5歩攻める。そして早く5歩攻めて打つ。と攻めのスピードを速くしていきました。
毎回左足が追い越していないか確認しながら行います。
出来たら打ち込みもこの要領で打ちなさいと伝えます。まず面を打って抜けて、振り返ったら「早く5歩攻めて面を打つ」すると出来ました。
早く数を打つことも大事だが正しく打つことの方がもっと大事であることを脳内にアップデートしてやりました。
最後に打ち込みをしましたが継ぎ足は治りましたが「早く数を打つ」が達成できませんでした。あとは娘次第です。
足を継がずに早く数を打ってやる。と思ってくれればいいですが・・・。
確かに小学生低学年は継ぎ足はします。普段の面打ちでは継がないのに打ち込みなどでは継ぎますよね。強い子でも一緒です。答えは「楽だから」「意識が打つことに向いていて足にいっていない」だと思います。日常の行為で歩く走るは左足は追い越すというのが体に染みついているので無理もない話ですね。
この継ぎ足は剣道では大事で継ぎ足をすると負けます。起こりがばれたり、面のタイミングが遅れます。気を付けなければなりません。
さぁ、剣道楽しみましょう。