危機感
昨日は周辺の4つのスポ少が集まっての合同稽古がありました。
全体練習の後に試合稽古をするのですが娘は・・・
3試合して今まで負けたことがない子に1本負けと引き分け2つ。
明らかにやる気がない。自分から打っていない。真剣さが全くない。
私は高学年の方の審判をしていたので声を掛けることができなかったのですが内心「クソみたいな剣道しやがって!バカタレが!」と思っていました。
原因として思い当たる節はあります。稽古の帰りは仲のいい子3人と一緒に車に乗って帰る。そしてスーパーに寄ってお菓子を買う。帰りの40分は車中でお菓子パーティ。という子供にはテンションアゲアゲの予定があったため「早く終わらないかなぁ・・・」モードだったんですね。
とはいえちょっと今日はあまりにも適当すぎたのでみんなを送り終えた後車の中でちょいと叱ってやりました。
娘が優勝を目指す大会がもう近いのにこのざま・・・危機感を持ちなさい。
今まで勝っていた子に抜かれていくのはどうですか?
娘に勝って「やった!○○さんに初めて勝ったぁ!」と喜んでいる子を見てどう思いましたか?
そりゃもう、娘にとっては酷な話を延々としました。
試合で勝ちたいのなら今のままでは危険なので、しっかり喝を入れておきました。娘も「真剣に試合してなかった・・・自分から打ってない・・・」と。
でも次の大会は優勝したい・・・と。
危機感を持ちなさい。いつになくまじめなトーンで説教しました。
このままじゃヤベェ!と思ってくれたはずです。とりあえずは普段の稽古ではひたすら打ち込みをして足を動かし、竹刀を振ってもらいます。30秒打ち込み10秒休憩また30秒打ち込みを4分繰り返します。しんどい打ち込みですが気持ちを切り替えたならこの打ち込みもできるはずです。
スパルタのように映るかもですが、娘の優勝したいという思いを叶えさせるためにはこれくらいは当然です。今のままで優しく注意し、気持ちの切り替えが遅れたまま稽古を続け、試合の日に勝てなかったら・・・あぁあの時もっとちゃんと叱ってやるべきだったな後悔したくないですもんね。
あの時「喝を入れたから優勝できた。気持ちの切り替えって大事やろ?」となることを期待しています。
こういう時に剣道経験者って駄目ですね。
審判をしていてもちらっと試合内容を見るだけで手を抜いているかどうかが瞬時にわかる。バレないようにしていることすらお見通しなんですよね。
ちなみにK先生はタイヤを打っている音だけで左手が握れていないことが分ったり、右足が前に出ていないことが分ります。
とにかく昨日の試合練習は「心ここにあらず」で「クソみたいな試合」でした。
さぁ、剣道楽しみましょう。