おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

日々勉強

最近の私は・・・

 

少し考え込んでいます・・・

 

ふと弟に言われた一言が今も消えずに心に刺さったままです。

数日前に弟と私とで「娘の剣道」について話をする機会がありました。弟も剣道経験がありそこそこの成績を残しています。今現在私たち家族と同居していて娘の面倒をよく見てくれています。

練習内容や打ち方など娘の近況報告をしながら

「最近の娘ちゃんは気持ちが入ってないんよね~」と愚痴をこぼすと「なんか・・・なんかねぇ~」と言いづらそうにするので聞くと

 

「なんか、親のために剣道してる感じがする」

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まさに青天の霹靂!グゥの音も出ず・・・と同時に一気に罪悪感と嫌悪感が襲ってきました。こうはさせたくないと思っていた最悪のシナリオを自ら描いていたのか・・・楽しく剣道を・・・と思っていたのが逆になっていたのか・・・

 

 

確かにK先生がよく子供たちに「君たちは誰のために剣道しているんですか?

先生のためにしているんですか?それともお父さんお母さんのためですか?

自分のために剣道をしなさい」と言っていました。

 

娘を優勝させたいがために練習後に厳しいことを言ったり、もとこうしろああしろと課題を出したりもっともっと・・・って。娘は言われるがままに練習していたのかな?と考えてしまいます。だって娘が「優勝したい」というのでこっちも真剣に厳しく教えていたつもりが・・・確かに最近は「ダメ」だの「違う」だの「出来てない」だの負の言葉を浴びせることが多くなってきたように思います。練習後の車の中でも「あの時なんで打たなかったの?」「それじゃだめだ」ばかり言っていたなと思い返しました。娘も笑顔はなく反省しながら家に着く。そんな日が続いています。

 

 

ダメですね・・・・・

 

自分のために剣道しないと強くなりません。親が言うから・・・先生に怒られないように・・・ではダメです。

たぶん今娘は両親のために剣道をしています。

 

じゃあどうやったら自分のために剣道してくれるのでしょう?

 

きっと「剣道が好きになる」+「試合で負ける」だと思います。

なのに私は負の言葉を浴びせ、試合で勝つように必死になっていたんですよ。すべて真逆なんです。繊細な子供の心理を分かっていなかったのかな。

 

まだまだ2年生の女の子です。剣道で勝ちたいという気持ちに偽りはありませんが、その目標に確固たる意志はないんです。剣道で勝ちたいし、将棋もしたいし、校内の縄跳び大会にも勝ちたい。あっ後地区のドッチボール大会にも勝ちたいし・・パンケーキ食べたいし○○ちゃんとも遊びたい、それからUSJに行きたいしワンピースも読みたい・・・・ということです。

なのに私は「剣道で勝ちたい」だけを優先しその他を無視してきたように思います。

 

なんか申し訳なくなってきますね。

 

そりぁ剣道で勝たしてやりたいですがその他の娘の希望を奪う権利があるのか?そこまで熱中してスパルタ練習しないといけないのか?

 

自分のために剣道が出来るようになれば本人も変わってきます。優先順位も変わってきます。練習もしっかりやります。

まずは剣道を好きになる。当たり前ですが強くなるより何よりも最優先すべきことです。そもそも娘には「剣道を好きになってもらいたい」と思って私自身が指導者登録したんですから・・・

 

これからは

 

1.負の言葉を使わない。

2.娘に言葉や空気、態度でプレッシャーをかけない。

3.楽しく剣道してもらう。(練習中は真剣ですよ。練習後や練習前に遊んだり、楽しく話をしながら褒めたりすることで気分的に違ってくると思います)

この3つを念頭に置き指導に当たろうと思いました。

 

 

ある程度道筋を立ててやることも大事です。けど娘の気持ちもしっかり汲んでやることがもっと大事です。娘のSOSを見落とすところでした。

 

 

 

わたしは子どもの精神学や心理学、メンタルトレーニングなどを勉強しようと思いました。子供の気持ちを理解してサポートしなければなりません。

剣道を楽しいものと感じてもらって、試合で負けた時に本気で悔しがってくれるようになるのがベストですね。そのためには気持ちです。子供の気持ちをコントロールしなければなりません。そのためのお勉強です。

 

 

 

 

 

 

さぁ、楽しく剣道しましょう。