大会結果
昨日娘の試合がありました。
結果は3位に終わりました。まぁでもよく頑張りました。1.2.3回戦は100点満点の試合でした。準決勝に関しては課題が明確になり、有意義な試合でした。
まず準決勝で開始10秒で娘の引き面が決まり、その1分後に相手に面を決められました。この面の敗因は一歩入って面を打ったのですが一歩入ったときに相手に面を狙われました。
攻め方ですね。
「攻め」は一歩入ることじゃなく「気持ち」「体勢」のことである認識を教えていきます。
一本を取られてからの娘はちょっとビビってましたね。あれだけ注意したのに左に回りだす始末。距離も遠くなるし、何より打てない。→打てないと相手を見る。
自分から攻めて打つが出来ない。
分かりますよ。自分から打って行った面で負けたのですからビビります。自分の面では勝てないと思い委縮したんでしょう。そのまま時間が経ち延長戦へ。
硬直状態から相手の面が決まります。
これに関しても以前注意したことです。
「自分が引き技で下がって、下がったとこを追いかけて打ってくる相手に面で勝負しない!」
これは確実に負けます。そういう注意点も忘れるくらい緊張、委縮していたのかもしれません。
結果負けました。
実力的にはほとんど差はないですね。まぁでもこれで娘の同世代のライバルは数名に絞られました。あとは実践経験の差に尽きます。経験が多いとメンタルが鍛えられます。娘は一本取られたらもう駄目でしたね。しっかり改善できれば十分トップ狙えます。
今回の試合での収穫は「負けて泣いたこと」「課題が見つかったこと」「竹刀の振るスピードは負けていなかったこと」です。
よく頑張っていました。優勝させれなかったのは私の責任です。私の力不足に尽きます。
これからは課題をクリアしていくように親子で練習しましょう。
まずいつでも打てる体勢を作こと、左回りや下がって前で勝負しないように注意さす。止まった足からでも面が打てる攻めを教えていく。下半身の強化。
確かに実践経験がモノを言います。K先生に指導を付けてっもらうことは引き続き続けていきます。またアドバイスをもらいながら娘の願いを叶えさせれるように努力します。
そんなことよりです。
悲惨な光景を目の当たりにしました。うちのスポ少です。
試合結果が散々だったらしく娘以外の4人は試合が終わってか会場の外で靴を履いて練習です。たくさんの人が通るところで1時間も練習。そこを通る人は練習を避けて通るようになります。はっきり言って邪魔です。
見せしめです。
またわが団の品格が問われ、評判が落ちます。
また5年生の男の子は試合終了後に団長先生のところに行くと思いっきりシバかれていました。試合会場での平手打ちだったのでみんなが目撃しています。
私が小学生の頃は試合で負けたら先生が「みんなが負けたのは先生の責任です。すまん。次頑張ろう!」と言っていました。それを聞いて子供たちは「じゃあ次頑張ろう!先生に謝らせないようにしよう」という想いを抱いたものです。
自分が負けたのに、先生が謝るということに小学生(低学年)ながら違和感を持ち
この先生を喜ばせたいという感情になり三位一体が生まれたのでしょう。
それで育ってきた私は負けた選手をシバくことに嫌悪感が生まれます。
負けたのは・・・先に打てなかったのは・・・面を飛べなかったのは・・・全部あなたの指導のせいですよ。あなたの言うことを聞いて練習して負けたのですからあなたが間違っていたんじゃないですか?それを選手のせいにしてシバくとはどういうことですか?言ったことをしなかったといいますが「相手が来る前に打って行け!」ってそういう練習しましたか?間合いやタイミングしっかり説明して試合で打てる状態まで見ましたか?どうせ「相手が来る前に打って行け」と言って打ち込みだけさせてほったらかせたんでしょ?
なんだか嫌になりますよね。
初心者の指導の件も今回もそうですが「出来ないこと」を「やれ!」というのは間違っていると思います。「出来ないこと」を教えて「やれ!」というのは分ります。例えば相手より先に打つって「剣道の極意」のレベルの話で極めることできますか?小学生で?難題ですよ。じゃあ相手のどのタイミングなのか?相手の体勢は?その時の自分の状態はどうなのか?合気とは?教えましたか?
教えてないのに「やれ!」は酷ですよ。
すみません長文になってますね。もうやめておきます。
この体制や考え方が続くとこっちらも少し考えようと思います。スポ少は週一回だけにするとか・・・
とにかく娘のために良い環境で正しい剣道を習得してほしいです。
私は剣道は「学問」だと思っていますので正しい剣道を習得、会得、体得するものだと考えています。その延長線上に「試合に勝つ」があります。なので間違った剣道はしなくていいと言う結論なんです。わがスポ少・・・間違ってますよ。
さぁ、剣道楽しみましょう。