未来
今日で4月が終わりますね。本当に辛い1か月でした。剣道が出来ないこともそうですが悲しいニュースもたくさん流れました。
全中・インハイの中止。
これは辛いですね。今まで頑張ってきた成果や集大成の場がなくなってしまうということは目的意識を失うには十分な理由です。「腐らずに頑張りましょう」とありきたりなエールを送っても何の意味も持ちません。代替えの試合を開催するべきです。と言っても3年生は受験もありますし、代替えがあったとしても開催時期はいつなのか?ほんとに開催できるのか・・・不安要素が増えていくばかりです。
運命だった。後の笑い話。次へ進む。
未練を引きずるより吹っ切って次へシフトチェンジすることがいいのかもしれません。
もし娘の最高学年の時期に今回のようなことが起こると考えると・・・
不測に事態って恐怖ですね。
さぁ、5月はどうなるんでしょう?稽古再開は難しいですかね?
うれしい話も届いています。館長のK先生から指導はできないが道場を貸すぐらいはできるよ。とのことです。
但し条件が「親子2人だけ」「検温」「換気」「自己判断」
とても助かります。今やっている倉庫も悪くないのですがやはりタイヤ台が置いていて、慣れ親しんだ場所がいいに決まってます。とりあえず当初の緊急事態宣言の期間(5/6)以降は使ってもいいよ。と仰ってくれています。
政府は1か月の延長を検討しているようですが・・・3~4か月も剣道をしないのは剣道家としては、ましてや少年剣士としては致命傷です。感覚で覚える子供たちにとったら今まで積み上げてきたものが崩れる危険があります。
当然スポ少は活動自粛です。この際「稽古してずるい」だの「不謹慎」だの「非常識」だの言ってられません。
別に周りが稽古できないときに抜け駆けして他の子より強くなろうとは思っていません。そんなことより今まで「出来ていた技」や「感覚で覚えたタイミング」や「正しい構え」や「苦労して覚えた面打ち」を忘れてほしくないんですよね。せっかく覚えたのにもったいない。
親子での稽古でも実践の稽古や試合で勝つような稽古はしません。倉庫では基本打ちと対人感覚を忘れないためタイミング重視の稽古だけです。
「コロナウイルスで全然練習できなくて・・・剣道がヘタになったわぁ~まぁこればっかりは仕方ないわな。」と言い訳している未来が見えてしまったのです。
これはコロナウイルスに負けてるんですよ。コロナのせいにしてるだけです。出来ないなりに知恵を出し実行するときです。
「コロナウイルスで全然稽古できなかったけど・・・出来る範囲でしたよ。いい経験やったわ。」と言える未来にしたいですね。
さぁ、剣道楽しみましょう。