一時停止
やっと強化稽古会も終わりました。H君もなにか感じて掴んでくれたと思います。
ライバルだらけの稽古。新鮮だったようで、本人も楽しかったみたいでなによりです。
私自身も新たな発見があり、参考になることも多々あり大収穫でした。
とにかくこの稽古会に参加する・しないで大きな差が出ることは間違いないですね。ぜひ娘やH弟にも参加してほしいです。意識が変わります。仲間が出来ます。
さぁ11月も終わり、もうすぐ年の瀬です。娘、H弟も気を引き締めて稽古しましょう。というより気を引き締めるように誘導していきます。この先の明るい剣道生活のためにもやってもらいます。
さて、もうすぐ決戦の日です。そう、団長先生と我々若手指導者との話し合いです。
こちらは言いたいことを言う。そして指導内容の変更を訴える。私は5年溜まった不満を吐き出そうと思います。もしかしたら険悪ムードになるかもですが、お互いに腹を割って話すのも大事なことです。私たちの意見が通ればこの先のわがスポ少は面白いですよ。今よりははるかにいいと思います。
また結果を報告します。
最近の娘ちゃんは・・・
まずは気持を入れてすること。さらに技術面では攻め合いの中から溜めた状態(止まった状態)から打っていくことに磨きをかけてもらいます。まだまだ溜めが不十分だったり、一歩入って打って行ったりすることがあるので、今は止まった状態から面を打つのではなく、攻め合いをしながら溜めて打つことを課題にしています。また、面を打つときは中心を取ること(攻め勝つ)も徹底してもらっています。
攻めながら中心を取りに行くと相手もプレッシャーを感じて中心を取られないようにします。その結果中心の取り合いに意識がいってしまい自分の面が打てないことが多々見られます。なので打つときだけ、打っていくその一瞬だけ中心を取りなさいと教えています。それまではしっかり構えて攻めなさい。ちょっと伝えるのが難しいですが攻め合いの中で最後は勝って(中心を取って)打ちなさい。ということです。中心を取りながら攻めて攻めて打っていくと相手は圧を感じ防御に徹したり、中心を取られている状態でわざわざ打ってくることもないでしょうし、何より攻め合いに神経がいってしまいます。まだまだ攻めの攻防や駆け引きは3年生には理解できません。とにかくイメージ的には止まって待って起こりを打つ。これが攻めて溜めて起こりを打つに変わっていきます。このやり方で段々と理解を深めていくはずです。そのうち感覚で分かってくると思いますので、このやり方を今はひたすら稽古しています。
具体的な稽古内容としては、まず蹲踞から立ち上がっての攻めからの初太刀。それから縁を切らない面打ち連続、そして攻め合いの中からの出頭面です。
すべてにおいて「攻めて止まって中心を取って打つ」を徹底しています。
唯一の注意点は待ち剣にならないことです。・・・・難しいですね。
でもやってもらいます。
正直、これができたら3年生にしたら上出来かなと思います。さぁ頑張れ娘ちゃん!!
さぁ、剣道楽しみましょう。