おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

3月ローカル大会

14日の試合の結果。

娘編

2回戦負けでした。やはり5・6年生の壁は高かったですね。

一回戦から6年生との対決でした。それでも開始30秒で相面で一本取りました。これはH君とひたすら試合をさせた結果だと思います。臆せず自分から攻めれていました。その後も守りに入ることなく、果敢に攻めていき、惜しい面も数本あり、一本に決めきれずそのまま試合終了。一本勝ち。

二回戦は5年生の強化指定選手。またまた開始10秒で出頭面を決めます。その後もドンドン攻めていましたが、相手が戦法を変えてきたのに気づきませんでしたね・・・

相手が、あからさまに待ち剣になりました。その相手にドンドン面を打っていくといずれ応じられたり、抜かれたりするわけで、案の定抜き面を取られて勝負。

その後も打っていった面をさばかれて引き面で2本負け。

まぁ相手が賢かったということですね。まだまだ3年生で試合を組み立てるとか相手に応用するとか冷静に試合をするなんて無理ですよね。

 

ただ!面は通用した!!!全然イケるぞ!正直3年生なのでフィジカルや頭脳などの差が顕著に出るのは覚悟していました。けど今までやってきたことは通用するということが分かりました。さらに課題も見つかり、ニヤニヤです。

娘は2回戦負け後、大号泣。なんせ準決勝でYちゃん(大好きで尊敬する5年生の女の子。この大会も準優勝)と対決することを目標に頑張ってきたわけですから・・・

そら勝たしてやりたかったですし、目標を達成させてやりたかったですが・・・

私は大号泣する娘を横にニヤニヤ顔・・・なんか変なツーショットでH君父ちゃんから「なんか変な2人ですよ」と言われました。

 

さぁ、では課題(良かったところと反省)を書いていきます。

まず良かったところは今まで必死に習得してきた左足固定の面が出来ていました。この打ちが出来ている技はほとんどが打ち勝っていましたね。またH君相手に背中が反っていたのも当日は良い姿勢で攻めれていました。小さく攻めるもばっちりです。もちろん左に回ることもなく、真っすぐ攻めれていました。縁を切らないということもまぁまぁ出来ていました。

今までの課題がしっかり守られており素晴らしかったです。引き続きこの事項を徹底しましょう。

 

次に反省点ですね。

鍔ぜりになったら「やめをかける」or「自分から下がって間合いを切りなさい」という新ルールを教えたせいで鍔ぜりになった瞬間自分から不用意に下がって仕切り直す場面が多くありました。そのため下がる娘と、攻めてくる相手という構図が幾度かあり、この時は危険でした。実際に2回戦で取られた面はこのパターンです。

自分から不用意に下がらない。

もう一つは体制が崩れないこと。技を打った後に崩れることが多く、二の太刀が出ていませんでした。特に待ち剣は一本目に面を避けに来るので次の太刀で勝負しないといけません。またフェイントを入れるときも自分の体制が崩れると元も子もありません。

ここもしっかり注意しないといけません。

最後に面返し胴です。今回の試合で一本も打ちませんでした。娘に聞くと「何回もしようとした。」というのです。動画を見てみると確かに面を避けるしぐさをしていますが・・・遠い。怖かったんでしょうね。打ってくる間合いまで自分から入っていくことが・・・。でも、ここはしっかりと相手を誘う必要があるので怖さに勝ってもらわないといけません。怖くても相手の懐に入ることが出来ると試合も楽になり、幅が出来ます。怖さに打ち勝つこと。

 

その他細かいこともありますがまずは自分から仕掛けること。それが引いては主導権を握る事に繋がります。

 

引き続きモチベーションを維持しながら稽古をしていきましょう。今までは正直負けてもいい戦いでしたが、4年生になると負けられない戦いになります。もうすぐ4年生です。気を引き締めて気持ちも剣道ももう一皮むけましょう。

娘も寝る前に「パパ、なんかねぇ、強くなった気がする。」と言っていました。実感があるんですね。良いことです。「強くなってるよ。すごいよ」と涙をこらえながら伝えました(笑)

 

 

H君編

一回戦負け。誰もが予想しなかった結果です。

私もびっくりしました。結果ではなくH君の対戦相手にです。こんな子がいたんだ!?という印象です。今まで聞いたことがない名前で、所属団体もそこまで強い印象がなかったので、勝手に一回戦は頭に入れず二回戦勝負だと考えてしまいました。

相手は試合巧者ではなく、基本に忠実な正剣でど真ん中の面を打ってくる子です。H君は緊張していたのもあり、面が届かず、気持ちだけ前に前に行き、上体が突っ込んでいくところを出頭面。二本目も焦って小技を出していくも正しく構えた相手には通用せず、出小手を攻めていきますが、抜かれて面。相手からしたら抜いたわけでもなく、ただ構えて、真っすぐ打って行ったら当たったといった感じでしょうか。

もちろん大号泣。H君父ちゃんも飽きれていました。

これはわたしの責任ですね。すみません。選手を勝たせてやれないのはすべて監督のせいです。子ども達は悪くありません。

 

今年度最初で最後の大会が終わりました。お疲れさまでした。大会開催に当たっていろんな意見もあったと聞いています。辞退する団体も数チームありました。

賛否があるのは当然ですが子ども達が「試合が出来てよかった」と言っていますので私は開催してくれたことに感謝しかありません。勇気ある判断と讃えます。

 

 

H君と娘ちゃんの燃え尽き症候群に注意しながらH君は次のステージに。娘ちゃんはさらなる進化に。そしてH弟は鮮烈デビューを目標に!

 

さぁ、剣道楽しみましょう。