おもしろ剣道Tシャツ

写真と動画じゃあ足りなくて記憶も曖昧になりそうでじゃあいっそのこと文字で残すのもいいかなと。ただ活字の羅列も見るに耐えるし・・・で、じゃあ全部網羅する術はブログかなと思い始めました。ですが、結局文字の羅列になってしまったようです。この度記録していくのは剣道です。親子で頑張っています。同じ境遇の人、剣道経験者どなたでも結構ですので暇つぶし程度に閲覧ください。剣道って正解あるようでないじゃないですか?指導にしても剣道スタイルにしても・・・まあこのブログで何問かの剣道の「正解」が出せたらいいかなと思います。

剣道少年指導の難しさ

さぁ試合も終わって、M先生(私の後輩でバリバリの元機動隊)に動画を見せると「小手技があったらもうちょっと優位に試合できますね」ということでM先生にお願いして小手技(小手の打ち方)を教えてもらえるようになりました。

まだまだ手首が十分に使えないので素早い小手は難しそうですが、打ち方やタイミングなどを教えてもらっていました。確かにこの前に試合でも出小手を一試合に4~5本打っていましたが全て不十分。まず体勢が崩れているのと竹刀が横から大振りしている。スナップが効いてない。タイミングが少し遅い。など課題満点です!

M先生に丸投げしました!娘を頼んだよ!!

まぁ、ゆっくりやりましょう。あと半年で親子で目標にしている大会です。気を抜かないよう見張りながら成長していきましょうね。

 

さてさて、最近は若い先生方が少年指導の難しさに直面しています。言うことを聞かない。思った稽古メニューが出来ない。単純に教えたことが出来ない。時間がない。ふざける。すぐ遊ぶ・・・

また、怒っていいものか?どこまで注意したらいいのか?怒こると剣道が嫌にならないか?子供に合わすのか?何年生なら怒っていいのか?辞められるのが怖い・・・

 

分かります。

 

私は性格的に(本当はダメですが・・・。指導者失格ですが・・・)シバいたらええやん!!と考えています。ただ、初心者(1年生や幼稚園児)は一緒に遊びながら近所のおっちゃんぐらいの立ち位置で剣道を教えるというより、剣道に触れさせるように教えています。これぐらいでいいと思ってますので、特に少年指導にそこまで悩みませんでした。

 

私自身が優しく稽古を教わった記憶はありませんし、稽古中にふざけたり、私語をしたりしたら怒鳴られてましたし、竹刀で叩かれていました。小学生の頃は「そういうもんなんだ」と感覚的に察知していました。よく「今は時代が違う」と言われますが礼法などに関しては今も昔も一緒です。ただ未就学児と1年生は理解が出来ないので注意ぐらいにとどめておく必要があります。面を付けて2年生にもなるとだんだん剣道の厳しさ、辛さなども教えていかなければなりません。また目上の人の言うことはしっかり聞く。といった当たり前の事を教えていかないといけませんので少々怖い先生になります。

 

少年指導についてアドバイスを求められるのですが・・・私の考えは参考にならなくて、いつも申し訳ないです。今の我がスポ少は指導者が7名も在籍しているので各々のやり方でいいと思っています。すると子供たちが勝手に「この先生は優しい(チョロい)・この先生は怖い(ヤバイ)」とふるいにかけてくれます。この優しい先生と怖い先生がバランスよくいればいいと思います。

 

みなさん結構悩んでいるみたいで、指導内容というよりは接し方に難儀されているようで、私はしっかり注意し、時には怒ってあげることがその子のためになると信じてシバきまくってます。たぶん親御さんも剣道を習わせた理由や背景には礼儀や礼節の部分もあると思うので、シバいた子の親御さんには稽古後に「スミマセン」と一言いいます。

今は「褒めて育てよ」の時代で少し窮屈ですが何とか指導者でしっかり見ていきたいと考えています。

 

H君父ちゃんともこの話で盛り上がりました。私と全く同じ意見で「シバいたらええやん」派でした。私たち2人は「老害」だということで落ち着きました。

 

私たちの意見は「ちゃんとした関係性が築けて、愛情があればシバいてもいい」です。

 

まずは関係性(子供と保護者さん)を構築していくことが大事ですね。なのでH君やH君弟、娘はシバきまくっています。

なので一番言うことを聞いてくれるし、私の前では絶対手を抜きません。少々難題を与えても必死に実施します。人よりも多く稽古しろ!というと本当に家で素振りしたり、居残りをします。そうなると結果、強くなります。という至極当たり前の話ですよね。はたから見ると支配しているように映るかもですが・・・

まぁ、要は私が小学生の頃にやっていたことを今もやっているだけなんです。私も怖い先生が一人いて、その先生は何かと私に世話を焼いてくれました。普段からも話しかけてくれたり、イベントごとなどに誘ってくれていました。大好きな先生でした。ただ稽古では怖い先生になります。もう、この先生が前に立つと素振りで手が抜けない。2~3学年上の子と一緒に稽古させられたり、練習後に「面付けて居残りじゃ~」と言われたり・・・過酷でしたが、何となくしてたんですよね。それは優しいほうを知っていたから。だから出来たんですよ。そして試合に勝つと一緒に喜んでくれる。祝勝会をしてくれる。強くしてくれていると子供ながらに感じたわけで、師弟関係が結ばれていたんです。まぁ、ここまでの関係性を全ての団員と築くのは困難ですが・・・

 

以前も書いた指導者と子供たちの「距離感」を考えながら何とか今まで指導しています。ただ子供たちの目的意識はバラバラなので統一を図ると難しいです。かといってバラバラのまま指導するといろんな弊害が出てきます。ここは強くなりたい子は怖い先生に、継続して剣道をしたい子は優しい先生に逃げればいいと思っています。

 

その先生のやり方でいいと思います。なので少年指導(接し方)は自分のスタイルを貫けばいいかなと思います。子ども達も気付いてます。怖い先生の列には並びたがりません。優しい先生には行列が出来ています。そんなもんです。子ども達に選ばせるのが一番いいかなと・・・。

 

深刻に考え込むほどの問題ではありません。

子どもを教えていて、注意して、それでもふざけて遊んだりしたらシバいています。それで親が「どういうことだ!」と怒ってきたら「さーせん。」と謝り、その子は教えなければいいことです。(他の先生に任す)それでお互いウィンウィンです。

 

このやり方は賛否の否が多いですが、それぐらい気楽に考えないと息が詰まりますし、悩んでしまいます。

 

なので一生懸命指導に関して悩んでいる若手先生は人間として素晴らしいと感心します。私の未熟さに落胆します。

 

 

さぁ、剣道楽しみましょう。